さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

深い思いに支えられる

2011年08月24日 12時21分36秒 | Web log
ベンジャミンが学校で色々大変な模様。

感情のコントロールができないと、怒りだすらしい。

で、毎日毎日学校に行くと

今日は○○をしました。
今日は○○と言いました。
今日は○○ができない自分に腹を立てて、○○を投げました。

とか、まぁ、色々ネガティブなことを言われますと 母親として落ち込みます。

いやぁ、実は私も、本当のところ、かなり感情的な人間だと思うんですよ。

だから、ベンジャミンの心の動きが分かる気がする。

荒々しいところのあるベンジャミンだけれど、でもとっても優しかったりして
痛々しいくらいに繊細で、感受性が強い。

ので、普通の子よりもより大きく反応してしまうような気がする。

そして平均的な子どもの行動パターンから逸脱してしまうことが多いので
理解されないことも多いような気がする。

ま、理由はどうあれ 悪いことは悪い。それも本人はよく理解している。

私も親ではあるけれど、盲目ではない。彼の悪いところも十分に理解しているつもり。

他の人がどう思おうと、私は根本的なところで彼を信じている。私の子どもだしね。

幸い、クラスのアシスタントの先生がベンジャミンをとてもとても良く理解してくれて
根気良く、楯になって彼を支え続けてくれている。

職域を越えて、かなりのサポートをしてくれている。

今朝、学校に行ったら、自宅で書き方の練習ができるようにと 手作りの分厚い 
エクササイズ・ブックをくれた。

「 わたしが何とかしないと 」と思って気負っていたので、泣けてきた。

先生曰く「私の息子も苦労したのよ。本当に不公平よね。頭が悪いわけではないのに
他の子がすらすらできることができないんだもの。でも、上手になるには練習しかないのよね。」

その先生に巡り合えたベンジャミンは 本当にラッキー だと思う。

先生のベンジャミンに対する深い思いに感謝して、一緒に頑張っていきたいと思う。

署名

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