さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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膵臓がんのお話

2009年10月15日 10時11分29秒 | 医療・健康
10月から新聞を地方紙に変えました。
新聞を変えると視点が違うので、新鮮です。
また、地方紙ならではの地元のことが載っているから便利。

昨日は、膵臓ガンを3年半前に発症し転移を繰り返しながらも
勤務医を続けている方の講演会の記事が載っていました。

恥ずかしながら初耳だったのですが、
ググってみたらすぐ見つかりました。
鍋島祐次「医者が患者になるということ」

膵がんになり最初は強烈に落ち込んだけれど
やがて小さな喜びに気が付き抑鬱から解放された。
病を与えられたことで弱さを知り、
痛みを経験して無関心が共感に変わったとのこと。
多忙のあまり診察で
「とりあえず薬出しますから」
と患者の話を遮るのをやめると結果的に処方量が減った。と。

膵臓ガンとは比べようはないものの
膵炎になって以来、今まで気に懸けなかった「当たり前の幸せ」に
気づくことができました。
毎日ご飯を食べられること。
友達とランチに行けること。
家族と出かけられること・・・。
となると、病気になって得たものも少なくはありません。
でも、痛みが続いたりすると
やはりなんで自分だけがこんな目に!?
と思ってしまうこともあります。

鍋島Drはこの講演会の日程が決まってからさらに転移が見つかり
手術は難しい状況だそう。
残された時間が短くても精一杯生きることが
自分を愛してくれる人に対する精一杯の愛だと思う
とのことでした。

ついつい忘れがちな感謝や
当たり前の幸せをもっと感じなければいけないなあと
少し反省いたしました。
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