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FT-757,767がそのままでは実使用に耐えない理由

2023-01-06 | FT-757
FT-757GX,GX2,FT-767がそのままでは、実使用に耐えない理由を書きます。
どうも、Yaesu機特有なのですが、
水晶の発振周波数が経年変化で低下しています。
今のところ、FT-757SX, FT-757GX, FT-767SXで100%発生中。
で、トリマで修正出来ない所まで、発振周波数が低下します。
水晶の事を色々調べていたのですが、発振周波数低下の理由は、
半田封止していても、内部のair、金属物質が、水晶結晶自体に付着し、
そのため、物理的に発振周波数が低下して行くそうです。
ですが、TRIO, ICOM機ではこの発振周波数の低下は少ないため、
どうも八重洲が発注していた水晶ベンダーに問題が有りそうです。
で、水晶の発振周波数を上げる方法ですが、負荷を大きくすると
(インピーダンスを上げる方向、言い換えると出力の
コンデンサの容量を下げる方向の意)、
周波数の高い方に移動するらしいです。
が、まだこの実験には成功していません。
(要するに各モードのキャリアポイントを正確に出せないんです・・・)
ので、古い機種を入手し、修理のおもちゃにするのでは無く、
実際に使用される場合は、TRIO/Kenwoodか、ICOM機をお薦めしておきます。
まぁ、周波数を上げる実験に成功してしまえばいいんですけどね。


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