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IC-726の修理(12) LPF切り替え用ダイオードの交換 1.9MHz帯の空電音

2022-03-19 | IC-726
IC-726M(1990年)の修理の続き。
症状は、1.9MHzで、アンテナを繋いでないのに、
空電みたいなバリバリ音がする(Sメーターが幽霊みたいに振れる)というもの。
1990年というと、既に四級塩電解コン使用開始時期なので、
非常に怪しいのだが、今のところ大丈夫みたい(表面実装では無いので)。
さて、1ss53の代替の1ss55が到着。
1ss53は黄色帯だが、1ss55は赤色帯。
気にする値段では無いので、一台分の30本買っておいた。
(純正1ss53は気にする値段になります、Hi)

LPFの入力ダイオードが壊れるのは理解出来るのだが、今回は出力側のダイオード。
何で、出力側のダイオードが壊れるのか、わからないのだが、
単に経年変化(リード接合部の劣化)なのだろうか。
D39の交換箇所:

これで、1.9MHz帯の空電みたいなバリバリ音は出なくなった。
さて、次は、50MHz帯のアンテナ端子をドライバで触った様なノイズ対策だ。
以下は、底の基板を手前に起こして、半田面にアクセスしてる様子:



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