まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

義母の認知症で気付いたこと

2019-06-17 21:16:03 | 過去の出来事

認知症になると、細かい気になる行動をするようになる。
すでに6年ほど前に他界した義母と同居していて気がついたことをまとめておく。

トイレにいると義母がいきなり電気を消してしまうことがあった。
点けてよ と言っても耳が遠くて聞こえない。その後暗がりの中にいることになる。
どうも自分が消し忘れたと思ってしまうらしかった。

義母が一人の時、ヒーターが暑いと感じると、スイッチではなくコードごと抜いてしまう。
電化製品の操作は何度教えても覚えなかった。

いつも暗がりで歯を磨く。電気を点けてと言っても点けない。たいがい、洗面所は汚れたままだ。なぜ電気を点けることくらいしないのだろう…

認知症になると、カタカナの言葉から忘れていく。
コンビニがなんでも売ってる店になり、ドライヤーは扇風機になる。

ビデオを観ているとやたら話しかけてくる。
仕方がないので、いったんポーズボタンを押して対応する。
話がようやく終わり、「もうビデオの続き観てもいい?」と言う。
ぽかんとした表情の義母。
ビデオを途中でとめて話に対応したことが全くわかってない…

一つ一つは小さなことだけど、こういうことが重なると、かなりなストレスになる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿