
先日厚生労働省が発表した健康寿命が2010年時点で最も長いのは男女とも浜松市で、最も短いのは男性が大阪市、女性は堺市だった。
健康寿命とは、生活に支障なく暮らせる期間を言う。寝たきりや認知症になるまでの年齢の平均の事である。
浜松は僕の実家がある。父母とも70をとうに過ぎているがまだ元気に暮らしている。
厚労省ではその理由については述べていないが、浜松は気候が温暖で食べ物も美味い。
比較的経済的に豊かで市民の性格は温和である。
また、聖隷病院を始め、医療機関が充実していることも無関係ではないと思う。
関西出身の父は転勤で浜松に来て以来、この街が気に入ってしまい、生涯住む地に選んだ。
大阪の健康寿命が最下位なことを考えると英断だったと言える。
厚労省では平均寿命と健康寿命の差を縮めることを目標にしていると言う。
元気で長生き、それは誰もが望む事。それには浜松市民の生活を参考にしてほしい。
大阪とはどこが違うのか。案外そんなことが高齢化社会解決の糸口になるのではないだろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます