今日1番のメインイベント
四季『アイーダ』観劇。
かなり感動。涙が....。
アイーダが濱田めぐみ、ラダメスが福井晶一、アムネリスが森川美穂というキャスティング。
昨年の宝塚版アイーダ『王家に捧ぐ歌』が、ラダメス中心のストーリー(ヅカだからね)なのに対して、コチラはアイーダがストーリーの核となります。
オペラなどの本来の「アイーダ」ストーリーと違う点は、アイーダとアムネリスが、恋敵であるのはその通りだけれど、敵対関係よりは友情関係に近い描き方をしている点。王家の娘だからお互い相通じるものを持っているだろうということらしい。
で、とにかく、濱田めぐみアイーダに圧倒されるという感じでした。
大阪市助役の大平光代さん(『だから、あなたも生き抜いて』の著者)の感想が四季のホームページに載っていて、そこにも書いてあったんだけれど、ヌビアの民衆がローブを作って、アイーダに献上して纏わせるシーン。あそこが、もう「うわ~っ」ってキマした。あとは、アイーダを慕う民が自らアイーダの身代わりになっていくシーンも泣けました。身代わりが連れて行かれるだけでなく、アイーダが口を押さえられて、ドタバタするんですよ。で、その後のアイーダの悲しさ悔しさの表情とか。
ラダメス様。
これも、迫力あるんですよ(笑)。歌も。将軍であるがゆゑの武骨さがあってマル。たださ、キス・シーンがもっとロマンチックだと良かったかな(笑)。笑顔にも、絶妙な色気というか不敵さというかが欲しかったかな(笑)。今のままでも十分OKだけれど、真面目なだけの将軍ってトコロから抜け出してくれれば、もっと嬉しいかな(笑)。
森川美穂アムネリス姫。
オイラのナカでは、オイラが小学生のころの
♪い~ま~ 君~の~目~に というか、
♪あ・いは~ Jewelより~ すべて~をか~がやか~す~
の『ブルー・ウォーター』のカッコイイお姉さんシンガーのイメージが残ったまんまでした(笑)。
が、トコロがどうよ。このアムネリス。昨年のヅカ版『王家に捧ぐ歌』の檀れいのような「かよわさの残る姫」では、全然なく、迫力ある自信に満ちたお姫様なのです。雰囲気が「貫禄」でているんですよ。
メレブ。
有賀光一くん。若っ(笑)!! まだ、演技に硬いところあるというか、余裕なさそうだけれど、このあと十分期待出来そう...。
音楽は『ジャングル大帝』(笑)同様にElton Johnです。
彼のテイストがよりでていた気がします。個人的には『アイーダ』の方が好きだなぁ。
黒服ダンサー8人組がいるんだけれど、ボクの後に座っていた女性二人組ソレを称していわく、
「トートダンサーだよね(笑)。」と。爆笑。腹抱えまくり。