LUNACY

cygnus' blog

大浦天主堂

2015-04-29 14:30:47 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
これは国宝に指定されてますね。

最初に行った時は、一部修復中
2度目に行った時は、閉館時間に間に合わず
3度目の正直というやつです。
道を覚えちゃいました(笑)。
電線も地中化してあって、初回に来たときよりも修景されていて満足です。



堂内の絵画やレリーフ(最後の晩餐とか)も、じっくり眺められて良かったです。
お客さんも少なくて、朝早く行って正解でした。
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田平(瀬戸山)天主堂と平戸ザビエル教会

2015-04-29 13:44:18 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
この2015年4/25土曜日に、平戸まで行ってきました。


(2本1組のレールの鉄道としてorモノレール除いて)日本最西端の駅のたびら平戸口を降りて、レンタサイクル借りて、いざ。

坂を登ってえんやこら。北松農業高校のコから「こんにちわ~」とか挨拶されていると着きます。

なお、僕は、許可されていても堂内撮影はしない主義です。(ので、堂内写真はありません)
クリスチャンじゃないけれど、神聖な空間、宗教空間に対するリスペクトというか、静かに祈りを捧げるまさにそのための場所であるという、神との対話の時間空間を遮る邪魔ものですから。


★田平天主堂★(国指定重要文化財)
見てすぐにわかる鉄川与助の作品

北寄り
南寄り
正面正門
この正門への階段左手に、ルルドがあり、煉瓦焼成した炉の跡があります。

※写真はクリックで拡大します。

堂内のステンドグラスが素晴らしかったです。


ちなみに、北側からの遠景だとこんな感じです。




その後、
平戸大橋を(自転車で!(笑))渡って平戸市街地へ行って、
平戸城を見たのち、


(※画像はクリックで拡大します)
「寺院と教会の見える風景」の坂(否、階段笑)を通って行きました。

★平戸サビエル教会★
薄緑色のゴシック様式の建築。
天上への意志を感じる建物です。

正面(写真が逆光なのは気にしない方向で(苦笑))
側面寄りから
この写真に写っているのは、おそらく信徒の高校生カップル。この(堂内での祈りの)あと、再びふたりで手を繋いで坂を登って帰っていきました。
この日頃からの信仰が息づいているの姿を見たことが、今回の旅行で一番ほほえましくかつ落ち着いた一瞬でした。
田平天主堂でもここでも、マナーの悪い客(脱帽しない、柵を越えて堂内中に入る、オシャベリする(あげく「賽銭寄付した」とか堂々と言う))の品のなさに辟易していたので、本当に気持ちが良くなりました。


聖堂の背面はこんな感じです。

窓にしろ柱にしろ、手を抜かない仕事はさすがですね。
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カトリック教徒じゃない僕の巡礼紀行【序】

2010-09-10 00:28:34 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
えぇと話しは去年かな? まぁとにかく季節をいくつか遡ります。

モーツァルトオタクが出てくる小説『ケッヘル』(中山可穂)というのを読みまして。
そこで出てきたのが、黒島天主堂。
へぇ、なんか行ってみたいな、と。
んで、今年に入って、渋谷で公園通り。。。じゃなかった、井の頭通りだ。
街頭の街灯wの柱から旗状の吊り下げ広告がありました。
ふと気がついて見上げたそこには、黒島天主堂の写真!
もう、コレは行くしかない。オレを呼んでいる(爆)。
というわけで、九州出張のついでに行ってきた次第です(笑)。

そもそも、何でそんなフラッグ広告が渋谷にあったか?
長崎県による注目してください!宣伝です。
世界遺産登録目指している(現時点:暫定リスト登録)
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のもの。
実は、その旗広告を見るまで、その登録目指しているの知りませんでした。

んで、それを機に、ちょっと長崎(とその近隣県)の教会について、わらわらと勉強しました。

どういう基準で行くべきか?迷いました。
 モチロン1度で全制覇は無理ですが(笑)。

☆世界遺産候補22ヶ所(計26件)前後を全制覇
 (資料の作成期日や発行者によって違うから困るんだけれどw)
☆煉瓦造り教会が日本で17(そのうち16が長崎県)あるので全制覇
 (でもホントに17なのかな?Wikipediaにもそうあるけれど記述正しい?)
☆鉄川与助の建築だけ拾い上げて全制覇
☆バチカン(ローマ教皇庁)が、長崎エリアで巡礼地公式認定した教会が26あるので全制覇

まぁ、実際には、どの基準にしても、相当カブッっているわけです。

もうすでに行ったところもあるわけです。
おおざっぱに頭に入れて、黒島天主堂だけは絶対に行くことにして、
それを、メインに直前旅程変更したりしながら、行ってきました。
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カトリック教徒じゃない僕の巡礼紀行【今村編】

2010-09-10 00:28:24 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
☆今村カトリック教会(今村天主堂)☆
西鉄の甘木線の大堰駅から徒歩25分。大刀洗町役場前の道をひたすら西へ。
道を聞いた駅のオバチャンは、モノ好きな人ねぇ視線なんだけれど、アタシ以外にもいるらしく(笑)。
かんかん照り午後なので、念のため歩くペースは落として。
でも、西鉄甘木線の車窓から小さくしか見えないのがドンドン大きく見えてくるのはやっぱり、それだけでも、なんか感じるモノあります。

※写真はすべてクリックで拡大します。

コレは鉄川与助の建築で現存する最大のもの。1913年。
また、唯一、長崎県以外にある煉瓦建築教会。
赤レンガ建築を評価してランキングする評議会みたいなところによると、西の横綱らしい(笑)。
アプローチはこんな感じ


この柱は鐘楼になっていて、結婚式のときには新婦が鳴らすらしい。
松と煉瓦教会。日本だわ(笑)。

もう一度最後に正面よりから

白い車は、信徒さんが奉仕活動中であったためです。荷物運んではりました。
こっちから、勝手に行って見せてくれなんて厚かましいことしているわけで、のかせてもらおうというのは筋違い。

んで、そのオジサン。筑後弁がキツかった~。
「撮らないので(聖堂の)中を見ても良いですか?」と標準語できいたら「???なんば言いよっとかわからん」。
まぁ、ただ、この方の案内されながらじゃないとトラブるかもなと思い、聖堂内を案内してもらいました。

カトリック教徒でもなく、建築専門家(大学とか)じゃない趣味人は珍しいらしい(笑)。しかも、わざわざ東京から来るってのはね(爆)。
ときどき、西南学院大学の学生さんがいらっしゃるみたい(だから、確認された(笑))。
このオジサン、西南学院はカトリックって言っていたけれど、やっぱりプロテスタントじゃんか(笑)←帰京後確かめた(笑)。

柱は杉材だそうで。礎石??は、佐賀県の神崎から運んできたそうです。
ステンドグラスは、フランスから取り寄せたものだそうで。

案内された後も、外を熱心に(あっちから見て)撮影しているモンだから、
また、建物巡りながら、案内される(笑)。

「何坪くらいある思うん?」「(え~っとえ~っと)200坪くらい?」
「無か!なか!170坪たい」
(鉄川与助の建築の現存最大規模なのでこういう話しをしたかったのか、と(笑))
あとは、建物の面が東西南北に正対しているのだそうで。
正面からの写真は東からだから、当たり前すぎるくらいに逆光なわけです(笑)。

幕末から明治初期の弾圧で、このオジサンのひいおじいさんは、納骨堂には眠っておられないそうです。
こういう負の記憶の爪痕って、末代にまで残るんですよね。

実は、もぅちょっとゆっくし見たかったけれど、お仕事の邪魔そうだったので退散。

そして、コレが国の重要文化財じゃないのが、また謎です。。。。


んで、帰り道。
久留米で乗り換え時間に、外に出て速攻で撮ってきました。
カトリック久留米教会。1994年竣工だったかな?昔のを摸したみたいです。

とにかく電線が邪魔でしたわ。
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カトリック教徒じゃない僕の巡礼紀行【黒島編】

2010-09-10 00:28:15 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
今村天主堂へ行った次の日。
特急みどりに乗って佐世保へ。

※ほとんどすべての写真がクリックで拡大します。

松浦鉄道に乗り換えるまでの空き時間に

☆三浦町教会☆
1931年。駅前にそびえてます。
空襲でも生き残った教会。
この柵の前の階段を昇らなくても裏手にスロープあるのでご安心を。
遠方から望遠の方がよかった?なぜかケータイでしか撮ってない(笑)。

んで、駆け足で撮影した後、松浦鉄道に乗って相浦(あいのうら)へ。
桟橋からフェリー50分。黒島へ着きました。
今回のメインディッシュというか、目的地です!

つか、黒島ってどこかって?(笑)
西海国立公園の景勝地・九十九島(くじゅうくしま)のうち面積最大の島です。
佐世保の中心部の西、平戸から見たら南。

☆黒島天主堂☆

港から、うねうねした長い上り坂をひたすら歩かなくてはなりません。
小説『ケッヘル』の通り(笑)。

まぁ、ところが、JA(農協)の軽トラック運転オニイサンに文字通りサルベージされて、天主堂へ行くことができました。撮影時間が長く取れることになり、その意味でひと安心。
んで、JAの目の前にありましたよ、
天主堂。

国重要文化財です。1902年。


コレも鉄川与助の作品です。電線が邪魔です。。。これ以上近づくと、今度は白いコンクリートブロック塀が邪魔なのです。なんとか修景してほしいところ。。。。


玄関前までいくと結構威圧感がありました。

背面が円柱形になっていて、コレは珍しいそうです。ココも電線が邪魔です(笑)。




中を撮っても良いと言われ、好意に甘えて見学ついでに撮ってしまったのですが、いろいろあるので、公開はちょっと控えます。
もし御覧になりたい方いらっしゃれば、個人的にお願いします。

それから、ココでも、シスターに、東京から来た&カトリック関係者でも建築の学術畑の人間でもないといって驚かれる(笑)。

光を入れて遊んでみました(笑)。
こんなことができたのも、JAのオニイサンがクルマで運んでくれて時間に少し余裕ができたおかげです。
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カトリック教徒じゃない僕の巡礼紀行【外海編】

2010-09-10 00:28:04 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
明けて次の日は朝から、外海(そとめ)へ。

外海ってどこか?(笑)
西彼杵半島(大村湾の西側)の西側の東シナ海に面しているエリアです。

桜の里ターミナルでバスが「接続」となっていながら運賃が通算されないってどーよ(笑)。
まぁそんなことはどうでもよく、アップダウンとカーブの激しい道を揺られていきました。

んで、この外海エリア。
全て、ド・ロ神父の援助というか指導のもとに行われているのです。
このお方を抜きにしては語れないエリア。今回の旅行の予習で初めて知った人(恥&笑)。

※写真はクリックで拡大します。


☆大野教会☆
国重文(Wikipediaの記述は間違い。というか旧いのかな?)。1893年。
ド・ロ神父の石積み技術(通称:ド・ロ壁)で作られたこの教会。
今村や黒島を訪ねていたせいか、バス停から700m(上り坂のみw)がそんなに苦もなくを感じてしまいました。

アプローチ
逆光気味で申し訳ない。


普段は使われていないので、聖堂内部見学はできませんでした。
でも静かなで落ち着いたたたずまいの佳いところでした。


☆出津(しつ)教会☆
コレはまだ県重文(笑)。1882年。1892年増改築。


レンガ+白漆喰だそうです。中に入るとレンガが露出しているところあって、よくわかります。




長崎県庁職員と思しき人たちが休日返上して写真撮影に来てました。
少し離れた高台から撮影しようとしていて、僕もそこからワンショット撮影した(→没にした(笑))のだけど、職員同士で、「車が邪魔ですね」とボヤイテいたけれど、つい「いや、電線のほうが邪魔じゃないですか?」と、口を挟んでしまった。
イヤミなことは百も承知だけれど、県の担当職員なら、すぐに動かせるものと動かせないものを、わかっておいて欲しいのです。


☆旧出津救助院☆
国重文と県指定史跡。
ド・ロ神父が作った、いくつものマニファクチュア群。
女性のための授産施設。
マカロニとかそうめんとかを作っていたそうです。


旧鰯網工場が現在ド・ロ神父記念館になっています
神父が使っていたオルガンが置かれていて、動作するのだとか。

ド・ロ神父像

しかしその他の救助院各施設は、現在本格修復中でした。
覆いもあって全く見られませんでした(涙)。


☆黒崎教会☆
鉄川与助の建築ではないけれど、れっきとした赤煉瓦建築。1920年。





鉄川与助の建築と較べると、どこかしら滑らかというか軽やかさがありました。
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カトリック教徒じゃない僕の巡礼紀行【旧長崎市内編】

2010-09-10 00:19:36 | 長崎県メインの天主堂巡り旅
☆大浦天主堂☆
国宝ですね。1865年。1879年増改築。
9年前に来たときは、外壁修理中でした。
ので、実物を見るのは初めてになります。


カメラ調整して2度撮影w

今回は時間なかったので、中には入っていません。
夜のお散歩がてらの撮影でオシマイ。


☆神の島教会☆
まるで地中海エリアにいるような感じになりますね。
今は地続きになっていますが、昔は島だったそうです。


もう狭い敷地に建てているもんだから、近景ではこのアングルでしか撮影できません(爆)。



教会の下にある、岬のマリア像。でも隣りに恵比寿さまって。。。。。やっぱり日本だね(笑)。


これで終了です。
8ヶ所(大浦天主堂は流し見る感じだったのでカウントせず)も巡ったんですね(笑)。
カトリック教徒でもないのに、自分でもあんまりゲップが出ないのが不思議です(笑)。
予習復習含めて、だいぶ長崎県のキリスト教史を勉強しました~。

他、諸々感じたことは、また後日、機会があれば日記にします。

※写真はすべてクリックで拡大します。
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