クリント・イーストウッド監督
米軍のクリス・カイル遊撃狙撃手のことを描いた作品。
イラク戦争で敏腕の狙撃手で160人以上を殺した男は、祖国に帰れば良き夫で良き父にならなければならない。
敵国では、女や子どもを殺すことになる、協力者が虐殺される、戦友が亡くなり仇討ちに燃える。
祖国では、妻との気持ちが離れがちになる。
そこに、矛盾や苦悩はないのか?
人間の倫理はどうあるべきかを問うた作品。
戦争も人間のやることである以上、ー面的にこうだと断言できることなどないということを再確認させられた感じでした。
これほど戦争シーンの多い映画は、『プライベート・ライアン』以来でしたが、これも17年前でイラク戦争の前なんですね。
ストーリー的に気になるのが、主人公クリスの弟のこと。
彼は兄のことをどう思っていたのか(ヘリ基地で別れたあと)が気になります。
映画の技法としても、画角、音楽、ストーリー(エピソード)構成・伏線の張り方、ホントに考えられていて、さすが大御所だなと思いました。
米軍のクリス・カイル遊撃狙撃手のことを描いた作品。
イラク戦争で敏腕の狙撃手で160人以上を殺した男は、祖国に帰れば良き夫で良き父にならなければならない。
敵国では、女や子どもを殺すことになる、協力者が虐殺される、戦友が亡くなり仇討ちに燃える。
祖国では、妻との気持ちが離れがちになる。
そこに、矛盾や苦悩はないのか?
人間の倫理はどうあるべきかを問うた作品。
戦争も人間のやることである以上、ー面的にこうだと断言できることなどないということを再確認させられた感じでした。
これほど戦争シーンの多い映画は、『プライベート・ライアン』以来でしたが、これも17年前でイラク戦争の前なんですね。
ストーリー的に気になるのが、主人公クリスの弟のこと。
彼は兄のことをどう思っていたのか(ヘリ基地で別れたあと)が気になります。
映画の技法としても、画角、音楽、ストーリー(エピソード)構成・伏線の張り方、ホントに考えられていて、さすが大御所だなと思いました。