今日の劇場公演はチームK。ちなみに昼公演のみでした(※1)。
9月11日に誕生日を迎えた倉持明日香の生誕祭が行われたのですが、と同時に、雑誌「FLASH」に彼女の「過去に撮影された手ブラ写真」が掲載されてから、初のチームK公演でもありました。
ということで、色んな意味で注目された公演だったわけですが…。
◆寸劇
K公演では毎回、公演の初めに5分程の“寸劇”があります。内容は、学園ドラマをベースにしながら、「そのときAKBに起こっていることを取り入れた」内容。例えば先日、全チームの再編成が発表された直後の寸劇は、「突然のクラス替えに戸惑う生徒たち」という、チーム再編を想起させるような内容でした。
ちなみに、基本的にはコメディなので、笑いがよく起こります。
だから、今回の寸劇も「きっと、今回の写真流出騒動を笑い飛ばすような内容にするんだろう」と思っていました。ところが…。
いざ始まってみると、いつものコミカルな内容ではなく、えらくシリアスで重苦しい雰囲気。あと、普段なら実際起こったことをベースにしながらも、微妙に設定を変えてくるのに、今回は何故か事実に忠実な設定でした。
秋元才加が倉持明日香を責めながらも、最後には「ずっと(写真がいつか流出するかも知れないと)怯えていたんだろう。」といたわりながら、泣いていたりして、セリフなんだか、マジなんだか分からないような状態でしたね。特に最後の方。
劇に出演したのは数名でしたが、増田有華も涙ぐんでましたね。
最後には秋元才加が「この話はこれで終わり!」「K組が明日香を守る!」とかなんとか…。
で、寸劇が終わり、1曲目「掌」が始まると、大堀恵が泣いていたり…。
◆客席の様子
客席は生誕祭ということで、基本的にお祝いムードでしたね。写真流出の件については、もちろん、知っているものの、反応は鈍かったです。後で書きますが、最後に倉持明日香が今回の件について釈明と謝罪を話したときも、茶化したり、ヤジを飛ばすものもおらず、静かに彼女の話を聞いていました。
「中にはキツイ突っ込みをするやつとかいるのでは…?」と思っていたので、正直ちょっと驚きました。
◆説明と謝罪
ラストの「言い訳Maybe」を歌い終えた後、生誕祭の前に倉持明日香本人から、今回の件について、説明と謝罪がありました。写真についての説明は「FLASH」のインタビューとほぼ同じでしたが、初めて聞いた話としては、彼女の両親が今回の件について色々と話し合ったりして、相当大変だった、とか(※2)。
最後に「AKBに居させて下さい」ということで、彼女は今後もAKBとして活動していくとのこと。
今日のこの説明と謝罪を見ていて思ったのが、「今回と過去の不祥事との対応の違い」ですね。過去に起こった“流出事件”のときは、一旦本人を休演させて、解雇したあと、公式ブログで事後報告したり…。対応が後手に回っている感がありました。
今回は、休演させることもなく、本人自らがファンに対して説明・謝罪をしましたからね。対応としては、今回の方が良かったでしょう。
まあ、「前回、前々回と違って、今回は流出した写真の内容から言って、乗り切れる」と運営が判断したから、させたんでしょうけどね…。
あと、一つ気になったのは、今回の件について、倉持明日香をいたわるというか、“気に掛けるメンバー”と“そうでもないメンバー”の、温度差が随分あるように見えた点。
寸劇直後の曲や、上記の謝罪を行っているときの他のメンバーの表情を見ていると、涙ぐんで、自分のことのように気に掛けているメンバーもいれば、全く関心が無いように見えるメンバー、さらには、「自業自得じゃん」とでも言わんばかり(パク)に見えるメンバー、と様々でした。
Kメンのブログを見ると「チームKは人間臭くて温かい」という記述をよく見掛けますが、必ずしも全員がそうではないように見えるんですよね。まあ、あれだけの人数が居れば、色んな子がいるのは当たり前なんですけど。
◆その他
後は、個人的なメモ^^。
今回、実行委員が用意した生誕祭用グッズは3種類もありました(メガホン・シュシュ・サイリューム)。それぞれ使用するタイミング(曲)が違います。面白かったですが、ちょっと忙しかったですね。
「To be continued.」の前に、やや慌ててサイリュームを取り出してたら、“はるきゃん(石田晴香)”が私の方を見て、ニヤニヤしてました。
「ほらほら、早く光らせないと、曲始まっちゃうよ。」
とでも言いたげな感じでした(-∀-`;)。
※1…明日の富士急ハイランドイベントの準備のためでしょう。
※2…父親の倉持明氏に今回のことを初めて話したとき、怒られると思ったが、実際には怒られず、「メンバーとスタッフさんに迷惑を掛けてしまった」とだけ言ったとか。