9月18日に東京ドームシティ ラクーアにて行われた“Fairies”のデビューイベントに行ってきました。ちなみに9月23日にもラゾーナ川崎ににて同様のイベントが行われたのですが、こちらは出かけたついでに少しだけ覗いてみました。
Fairiesというのは、ヴィジョンファクトリー(旧ライジング)(※1)に所属する7人組のユニットです。振り付けはDA PUMPのKENZO氏が担当。
元々私はヴィジョンファクトリー(ライジング)に所属するユニットが好きだったこともあり、今回久々にヴィジョンファクトリーからデビューするユニットがある、ということで見に行ってみることにしました。感想は長くなるので箇条書きにすると…。
・第一印象は「いろんな意味で揃っている」でした。ダンス、ルックス、スタイル(身長)といった要素が見事なまでに全員揃っている。
・でも、逆に揃いすぎているがゆえに、強烈に印象に残る部分も無い感じがした。
・みんな、もの凄い“どや顔”で踊っている。ちょっと新鮮だった(笑)。
・イベントは静止画も動画も撮影し放題。大手の事務所のイベントでこれは異例ですね。まあ、撮影した画像がネットにアップされたとしても、それも宣伝の一環になると思ってるんでしょうね。
・Fairiesに限らずですが、最近の女性アイドルグループはK-POPの影響を受けているグループが多いように感じる(※2)。ダンスとか歌とか衣装とか。
・衣装が色分けされている。ももクロの影響か?(多分違う)。お、これは覚えやすくていいなと思ったら、たまに色を変えてきやがんの。まぎらわしいよ!(笑)。
とにかく、ダンスが揃っていて、感心しました。AKB48は基本各メンバーはバラバラに動きますが、それとは対極的なダンス。ただ、彼女たちの楽曲はドラムやベースの音が非常に強く(※3)、そのドラムやベースの音に合わせて動いている部分がほとんどなので、難易度はそれほど高くないのかも…。バラバラに動くAKBの方が、もしかしたら難易度は高いのかもしれません。
◆AKB13期最終審査終了。33名が仮合格
長らく行われてきたAKB48の13期生オーディションですが、本日最終審査が行われ、33名が仮合格したとのこと。この最終審査合格者33名というのは、過去最多となっています。
「ちょっと取りすぎでは?」という意見もあるようですが、最近の傾向を考えると、私はこれぐらい取った方が良いと思います。多分、劇場デビューできる子は半分以下の15人前後でしょう(※4)。
最近AKBに入ってくる子は、「テレビ・雑誌に出てるAKB」しか知らないはずで、そういう子たちにいきなり「はい、劇場公演に出るためにひたすらレッスンしてください」と言ったところで、「え?話が違うんですけど」と言われるのがオチではないでしょうか。
でも、それは仕方の無いことだと思います。劇場公演なんて、見たことないでしょうし、最近は運営側自体が、劇場公演を軽視しているふしがありますしね。
ただ、最初は劇場公演のことなんて知らなくても、後から劇場公演に目覚めて?意欲的に取り組む子も出てきます(岩田華怜とか田野優花とか)。なので、脱落する子が出てくることを見越して、多めに取っておいた方が良いと思うのです。
※1…安室奈美恵やSPEEDの所属事務所。
※2…Happinessが典型例。
※3…余談ですが、横山由依によると「avex(Fairiesの所属レコード会社)の楽曲は伝統的にベースの音がやたら強い」とのこと。
※4…実際、12期生も最終審査合格者は20名程度いたようですが、結局劇場デビュー出来たのは9名でした。