さて、昨日NMB48が大阪城ホールで3周年記念コンサートを行ったのですが、その中で、驚くべき発表がありました。その事に触れる前に、まずは最近の出来事から…。
◆「AKB48論」を読んでみた。
小林よしのり氏の「AKB48論」を読んでみました。なかなか面白かった。小林氏は「結構前からAKBの現場には来ていて、メンバーと話をしたりもしていた」という事実を知って驚いたり…。
あと、総選挙を扱った章で、指原莉乃がずっと“変顔”をした状態で描かれていたのには笑った。さっしーの1位が、そんなに悔しかったんでしょうか(パク)。あと、評論家の濱野智史氏が、完全にキモヲタとして描かれていたのも笑った。あんな描き方でいいのか、あれ(笑)。
「AKB論客」と言われている人は何人かいますが、笑える要素があるのは、小林氏だけなんですよね。なので、個人的には今後も小林氏にはファンを続けて欲しいです。選抜メンだけではなく、それなりに色んなメンバーの事を見てくれていますしね。
◆アイドルと一緒にラウンド
ゴルフ雑誌のプレゼント企画で、「山内鈴蘭と一緒にコースを回れる」というものがあるようです↓。
http://www.alba.co.jp/campaignpresent/ (ページの一番下)
ファンがアイドルと一緒にラウンドしたら、楽しいかもしれませんが、なんか緊張して大叩きしちゃいそうですよね(笑)。
◆元NMB48チームMの城恵理子、電撃復帰!
さて、昨日最も驚いたのが、上記のニュース。(表向きは)学業専念のため、昨年9月にNMB48を卒業した城恵理子が、NMB48に復帰することが昨日の大阪城ホールのコンサートで発表されました。
本人から「戻りたい」という申し出を受け、特別オーデイション(!)を実施し、研究生として復帰するとのこと。
うーん、いつかは戻ってくるかも…とは思っていましたが、こんなに早く戻ってきたのは予想外でした。その他にも、色々と懸念点があります。箇条書きにすると…。
●通常の研究生オーディションではなく、彼女のために特別オーディションを行ったこと(今までにない特別待遇)。
●今までの復帰メンバーは全て通常のオーディションを経ていること。
出口陽(AKB4期→SKE1期)、菊地あやか(AKB3期→AKB7期)、鈴木紫帆里(AKB7期→AKB11期)
●学業専念のために辞めたのに、わずか1年、高校進学すらしていない時点で復帰したこと。
●卒業した後に、男性とのツーショット画像が流出した事があること。
今まで、卒業or辞退(解雇)されたメンバーが戻ってくる時は、必ず通常のオーディションに参加していました。それが、今回はそういう過程を経ずに、彼女のためだけにオーディションを行って復帰させたとのこと。これは、あまりにも特別待遇過ぎて、不公平だと思われます。
年齢の関係で通常のオーディションが受けられない、とかならともかく、彼女はまだ若いですし、通常のオーディションを受けることに何の問題もありません。それをしなかったのは、「次回のNMBの研究生オーディションはまだまだ先だから、それまで待つのは嫌」と言ったと思われても仕方ありません。
辞めた理由も、表向きは学業専念ということでしたので、高校進学前のこの時期に戻ってくるのは、違和感があります。これについては、彼女と仲の良かった木下百花さえ、「矛盾してるとこ結構あるし」と苦言を呈しています。
しかし、メンバーはさすがに復帰を歓迎するのかな、と思っていたら、どうもそうではないようで、複雑な心境を覗かせたり、露骨に不快感を表している子もいるようです。一番衝撃的だったのは、城恵理子が紹介されたとき、「ドン!」と思いっきり足を踏み鳴らしたり、彼女がコメントをしている時に下を向いて耳を塞いでいた子がいたこと(※1)。
「何、今更ノコノコ戻ってきとんねん!」「言い訳なんか聞きたくないわ!」という心情でしょうか。
肩書は研究生ですが、特別オーディションまで実施した、ということは、復帰後は以前と同様に“推されまくる”ことは目に見えています。選抜のボーダラインの子や、昇格のボーダーラインの子は気が気じゃないでしょうね。
私は、「本人のやる気があるなら、何度でも戻ってきて良いが、その際には通常のルートで戻ってきて欲しい」という立場です。
まあ、色々と思う所はありますが、あとは彼女の頑張り次第ですかね…。
◆NMB48林萌々香、チームNに昇格
さて、残念ながら「城恵理子電撃復帰」の陰に隠れてしまった感がありますが、昨日は同じくサプライズとして研究生の昇格発表がありました。昇格したのはNMB48 2期生の林萌々香。チームNへの昇格です。
彼女はそれほど目立つ存在ではありませんでしたが、「モカ新聞」と呼ばれる手書きの新聞を毎日のようにGoogle+上に掲載していることから分かるように、地味ながらもコツコツ努力を続けて来た子です。そういう地味な努力が報われて喜ばしかった反面、城恵理子の復帰発表も同時に行われたところに、実に対照的というか、48グループの光と影を改めて感じた日でもありました。
※1…スカパーの中継にて。