◆総選挙辞退と卒業の関係
先日、SKE48の佐藤聖羅と向田茉夏が、SKE48を卒業することを発表しました。卒業時期はそれぞれ2月いっぱいと3月いっぱいとのこと。私はこの二人の卒業発表を知ったとき、「ああ、やっぱりか」と思いました。
というのは、この二人は昨年の選抜総選挙を辞退しているのですが、総選挙を辞退したメンバーはその後、軒並み卒業発表しているからです。昨年の総選挙を辞退したメンバーを書き出すと以下のようになります。
●AKB48
チームA
★中塚智実
チームK
★秋元才加、★松原夏海
チームB
★小森美果
●SKE48
チームS
★佐藤聖羅、★向田茉夏
チームE
鬼頭桃菜
研究生
大脇有紗、荻野利沙、★日置実希
●NMB48
チームN
岸野里香、★福本愛菜
チームM
★小柳有沙、★山本ひとみ
●JKT48
チームJ
仲川遥香
★が付いているメンバーが卒業or卒業発表をしたメンバーとなります。上記のうち、JKTでの活動が順調で、そちらに専念している仲川遥香と、立候補期間中に休業していた荻野利沙は、特例ということで除くと、実に13人中10人が卒業を発表したことになります。
これはやはり、「総選挙を辞退する子は、元々卒業を考えている子が多い」ということなのか、それとも「辞退すると運営からの扱いが悪くなるから」なのか…。
その辺の事情は分かりませんが、取り敢えずここまで総選挙辞退者の卒業が続くと、次回の総選挙がもし立候補制だった場合、辞退したメンバーは「半年程度でほぼ確実に卒業する」と思われてしまいますね。
◆中核メンバーの卒業が続くSKE
話をSKEに移すと、個人的な印象では、SKEはグループを支えているメンバーがどんどん抜けていっている印象があります。今回の向田茉夏もそうですが、矢神久美や小木曽汐莉、秦佐和子など、当時の4番手~10番手あたりのメンバーがごっそり抜けた印象です。
また、中核メンバーだけでなく、将来を担うメンバーも卒業していっている印象です。菅なな子や藤本美月の卒業は、個人的にも非常に残念でした。
AKBに例えるなら、少し大袈裟かもしれませんが、島崎遥香、横山由依、北原里英、高城亜樹、若手では川栄李奈、入山杏奈あたりがどんどん辞めていってるような印象です。
その理由を考えてみた場合、やはりよく言われているように、「姉妹グループのメンバーは、将来の展望が見えにくい」んでしょうかね。姉妹グループのメンバーで外部事務所に移籍出来た子は、数えるほどしかおらず、また、当然ながら全国ネットの番組収録はほとんど東京で行われますからね…。