では、AKB48グループの東京ドームコンサート3日目(最終日)についてです。と言っても、3日目はコンサートの終盤からの観覧だったため、書くことがあまり無いのですが、印象に残った事と、全体の感想をいくつか…。
◆コンサートのセットリストについて
元々、AKBグループのコンサートは選抜メンバーに出演が偏っているのですが、今回は特に偏りが酷かったように思います。例えば、姉妹グループなどは、非選抜メンは数曲、一部の研究生に至っては1曲のみの出演だったとのこと。リハーサルのために何日も東京に滞在させておいて、この扱いはどうなんでしょう(※1)。
こんな状況になった理由の一つは、平日開催のため開演時間が遅く、それに伴いコンサートの時間も短かったためでしょう。いつもより10曲以上少なかったのですが、そうなると当然、選抜メンバーの曲を優先して残すでしょうからね。
単独コンサートならともかく、48グループ全体のコンサートの場合は、今後は平日開催は極力避けた方が良いと思いました。
◆卒業発表について
サブタイトルにあった「卒業発表」ですが、結局ありませんでした。まあ、もしこのサブタイトルで卒業発表したら、サプライズにならないですからね。
コンサートのラストで高みなが選抜メン一人一人に「卒業するのかどうか」を聞いて回っていましたが、その中で小嶋陽菜の次の言葉が印象に残りました。
「今回、知らない間にこういうタイトルになってたじゃない。こんなんじゃ、発表しません。」
このタイトルで発表したら「ああ、やっぱりか」と思われるだけで、インパクトが小さいですからね。私もはっきり言って、今回発表するのは損だと思います。
思えば、今までの神7メンバーの卒業発表はサプライズ性が強く、インパクトの大きいものばかりでした。
●前田敦子 … そんな素振りを見せず、突然の卒業発表。しかも神7メンバー初。
●板野友美 … ドキュメンタリー映画内で卒業発表。
●篠田麻里子 … 総選挙のスピーチで卒業発表。
●大島優子 … 紅白歌合戦で卒業発表。
今回卒業発表したとすると、上記の卒業発表と比べて明らかに見劣りしますからね。
◆コンサート全体の感想
集客(空き席)の問題や、開演時間が遅くなることによる曲数の削減の問題などがあるため、もう来年以降は東京ドームコンサートの平日開催は無理ではないかと思います。
演出については、(去年あたりからですが)大分マシになってきていると思います(※2)。
※1…当然、リハーサルも空き時間ばかりだったり、リハーサル自体が無い日もあったりで、みんな暇つぶしに(リハーサル会場の近くの)ディズニーランドにばっかり行ってたようです(笑)。
※2…3年前の西武ドームコンサートなどは、「メインステージの、しかも中央部分しかほぼ使わない」という酷い状態でした。