さて、8月末に豊田スタジアムにて二日間に渡り開催された松井玲奈の卒業コンサートについて、もう大分時間が経ってしまいましたが、印象に残った事をメモしておきます。
●1日目
◆セットリストについて
1日目のセットリストは松井玲奈が(スタッフと共に)考えたそうですが、SKEの普段のコンサートとはひと味違ったセトリでなかなか面白かったです。
中盤に、シングル曲がフルバージョンで連続する演出もなかなか良かった。というのも、沢山の曲をやるためだと思いますが、最近のコンサートでは、ほとんどの曲が短縮バージョンとなっており、さらに、曲によっては2コーラス目の歌詞の方がその曲をよく表現している場合もあるからです(※1)。
◆松井玲奈の思い
松井玲奈の卒業コンサートと銘打っていましたが、特に1日目は松井玲奈の出番はそこまで多くはなく、むしろ若手を含む他のメンバーの出番が目立った演出となっていました。
これは、セットリストを考えた松井玲奈の意向だったようで、彼女自身がコンサートのMCで「これからのSKEを支えるメンバーをアピールしたかった」と言っていました。
やっぱりずっとトップを走っていたメンバーだけあって、SKEの今後の事も考えて卒業していくのか、と感心しました。
◆初の試み、撮影タイム!
1日目だけの企画でしたが、今回初めてコンサート中に撮影タイムが設けられました(ただし、携帯・スマホのみ)。該当の時間帯(数曲)は客席の通路にまでメンバーが来たので、ちょっと驚きました。まあ、スマホじゃ望遠機能が貧弱なので、近くまで来ないと綺麗には撮れないですからね。
しかし、なぜ今回この企画を実施したんでしょうね。記念のつもりだったのか、それともチーム8のコンサートで毎回撮影タイムを設けていて、それが好評だったからなのか…(?_?)。
個人的には、撮るのに忙しくて曲を聴く余裕が無いため、今回のように数曲もやるのではなく、1曲にしておいた方が良いかな、と思いました。
◆初心に戻ってA1st「毒リンゴを食べさせて」
松井玲奈がA1stの「毒リンゴを食べさせて」を7期生やドラフト2期生と共に披露。しかも、松井玲奈のポジションは当時担当していた最後列の端のポジションでした。これもなかなか粋な演出だと思いました。初心を忘れないという意図なんでしょうね。
●2日目
◆やや松井玲奈中心のセットリスト
この日は最終日ということもあり、前日とは異なり、松井玲奈がフィーチャーされたセットリストでした。しかし、全体曲が多かったため、フィーチャーされ過ぎることはなく、バランスの取れたセットリストでした。
◆年長メンで「ウィンブルドンへ連れて行って」
松井玲奈、高柳明音、須田亜香里の3人で「ウィンブルドンへ連れて行って」を披露。この曲は歌詞の内容から言っても、中学生ぐらいの子に相応しい歌なのですが(※2)、敢えて年長メンで披露したのが面白かった。
◆「ピノキオ軍」での松井玲奈と牧野アンナ先生の茶番w
「ピノキオ軍」を歌っている時に、松井玲奈が腰の痛みから倒れ(るという演技をして)、そこに振り付けの牧野アンナ先生が登場し、メンバーを叱責する、という小芝居というか、茶番を披露。これは、ドキュメンタリー映画にも収録された、レッスンでの有名な場面を再現したものでした。
茶番というか、ネタでしたが、ファンは大盛り上がりでしたね(笑)。
◆サプライズ!コンサート中の乃木坂46が神宮球場から生中継!
松井玲奈が一時期兼任していた乃木坂46からコメントを収録したDVDが届いたので、その映像を見よう、というコーナーがありました。しかしこれは実はサプライズで、コンサート中の神宮球場からの生中継でした。
ちなみに、松井玲奈は途中で「生中継かも…」と気付いていたようです。というのも、乃木坂46のキャプテンの桜井玲香がコメント中に何度も噛んでおり(パク)、録画映像なら絶対に撮り直すはずだから、とのこと。キャプテン、ダメじゃん(笑)
あと、神宮球場のファンがサイリュームを緑色に揃えていたのが印象的でしたね。松井玲奈の推しサイリュームが緑色なのですが、メンバーから指示があったわけでもないのに、よく知っていたなあ、と。
◆後輩への言葉「君のことが好きだから」
松井玲奈がフロントメンバーを務め、ファンの間でも未だに人気の高い「君のことが好きだから」を後輩メンバーと一緒に歌ったのですが、間奏の所で一人一人にコメントを言っていたのが印象的でした。北野瑠華には「お前は(いつか)選抜に入るんだ!」とか。最後に大場美奈を無視してオチ、というところまでよく出来ていました。
◆終始、清々しい表情だった松井玲奈
笑いもあって、全体的にしんみりし過ぎることもなく、でも感動的な場面もきちんとあった、良いコンサートでした。
メンバーも途中のMCや終わった後のGoogle+で書いていましたが、松井玲奈の表情が終始、清々しい感じだったのが印象的でした。SKEに全く未練が無いような感じにさえ見えました(実際はどうか分かりませんが)。
そんな彼女の表情を見ていて、結成から7年間、ずっとトップで走り続けてきたのは、やっぱり色々と大変だったんだろうな、と思いました(※3)。
※1…「ごめんね、SUMMER」などは、タイトルの「ごめんね」が何に対する謝罪なのかは、2コーラス目の最後まで出てこない構成になっています。
※2…実際、この曲のオリジナルメンバー(高井つき奈、矢神久美、森紗雪)は、当時全員中学生でした。
※3…ぶっちゃけ、「ふー、やれやれ。これでやっと握手地獄から解放される(-∀-`;)。」という安堵もあったのかな、とも思ってみたり…^^。
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