日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

トレーニングは第2段階へ

2010-01-08 21:43:56 | マスターズ陸上(オス)
年末年始旅行シリーズ、狭間の一日。
今日は代々木公園でコーチからトレーニングを受けます。

早朝に会社まで往復ジョギングをして、1時間だけ仕事を済ませたのが
ウォーミングアップ代わり。
9時30分には代々木公園に出かけ、まずは12月からの一ヶ月で
どれくらい調子が上がってるのかチェックを受けます。

原宿門から入った、4月なら花見客の団体が広くござをひくあたりが
公園内では比較的平らな草地が続く場所、ここで

①テンポ走50mほどを5本走ります
それほどスピードは出しませんが、大地をプッシュし、返しの足を
素早く前に出すことを求められ、それほど悪くないとの判子をもらいました。
どうやら第一段階から第二段階にトレーニングを移す時期だと
言うことになるそうです。これまでは、ほとんど走る練習がありません
でしたが、これからはこのペース走などをベースに、補強を
続けていくことになるそうです。


②加速走30m×10本 50m×2本
とにかく大きいフォームで、だけど①で習った着地のプッシュを
忘れずに

③階段ジャンプ上がり
・両足で15段×5回
・片足で15段×右+左×4回

④坂道走 30M×10本
上ってはJOGで戻り、休み無く次のスタートへ。単純にばてます。
隣の坂では、近くにある「体育進学専門学校」の生徒たちが、
腰にゴムを巻いて引っ張られながら坂道を上がっていきます。
カモシカのように跳ねるのが羨ましい・・・

⑤バウンディング
その場ジャンプ10回×3セット
高さ60㎝×5回×3セット
高さ70㎝×5回×3セット
前方30M×(右・左)+(右右・左左)×3セット
これが結構へばる
でも、走るのももちろん、幅跳びにはこの力が最も大切。
愛するバネが身に付きますように

以上で午前中が終了。
へばると食欲も湧かず、お風呂とストレッチに、
野菜入りサッポロ一番塩ラーメンを作って、しばらく休憩することにしました。


熊本から宮崎路 親子旅の3日目

2010-01-08 00:13:15 | 旅行記

28階の部屋から臨む日向灘。
海は広いな大きいな、っと。よその国に行ってみたくなるのも
うなずけます。
どういういきさつで、海岸際にこのホテルだけこれだけ高いのかという
疑問も忘れて見やります。


気持ちよく朝日を眺めた後は、朝風呂と相場は決まっています。
巨大リゾートホテルは、ゴルフ場を飲み込むだけの広さを誇るため、
次のアクティビティに移るには、距離と時間が必要です。
3階の連絡通路からほとんど本はないけれどソファが立派な読書室を抜け、
エレベーターで1階へ。
長い渡り廊下は、参勤交代の絵を描いた壺などを配した
気の利いた道程ではあるのですが、いかんせん10度を下回り
海風が向かい来る今日の日には寒すぎます。


血流に言い訳がありません。足を早めるしかありません。
ようやくたどりつくと、愛想のいいフロントの方が半纏を貸してくれました。
ということは・・・フロントから湯殿までも外を歩くのです、なんと。

松泉宮とはどういう意味かよく分かりませんでしたが、行ってみて納得。
松林の中に湧く温泉なのです。
濃い色の瓦がどっしりと乗った建物は、たっぷりとためられた湯から上がる煙で
どこまでも暖かく、広く取った窓から見やる松林は遮るものもなく
湯界の幸せにたっぷりと浸ることができるのです。


深い地層からくみ上げた、モール温泉系の色とぬめりを持った塩味のお湯は、
少々塩の素の香りまで漂わせつつも、しつらえと豊かさで満足をもたらして
くれました。


風呂上がりに、朝食バイキング。これも会場に着くまでには外をまわるのですが、
もうその話題はいいでしょう。
たっぷり食べて、私としては結構話しをして、
チェックアウトをして。またロビーの植物園のようなガラス窓を天に仰いだ
中央に熱帯魚のアクアリウムがある、太陽と海の国を誇るラウンジでお茶などを
飲んでお話しをして。
ホテルを出たのは12時近くとなりました。

いよいよ宮崎中心街へ!
いよいよ、というのは懐かしきあのお菓子を売っている日高屋さんへ
行くからです。


そう、「なんじゃこら大福」!粒あんの中に栗・苺・クリームチーズが
詰め込まれています。間投詞でいえば、ホコアマスッパトロ、かな。
初見の(ちち)も驚いた様子、値段にもですが・・・
東京まで持ち帰ると言ったらドライアイスを付けてくれました。

もう1時近く、朝は二人とも頑張ってセーブしたので、小腹程度には減っています。
目配せするように、今日は軽めの昼ご飯にしようと言うことで同意。
ふふふ・・任せておきなさい、と黙って歩き出す私。
今日はいるかどうか分からぬ東国原知事の本拠前を行き過ぎつつ、

こういうときは、これまで青島宮崎太平洋マラソンに2回、マスターズ陸上で1回来ている
経験が役立ちます。
忘れもせぬ、フルで自己最高の3時間4分を出したレースの前日に食べた夕ご飯、
私のラッキー炭水化物です。


こちら重乃井さんのうどんはつやつやの色とそのとおりの滑るようなのど越しが
気に入っています。麺はふわっともっちりという、讃岐でも京都でもない食感。
メニューは釜揚げの大小のみ、つるつるっとどんどんたぐっていきます。
付け汁もまたうまいこと。鰹と昆布の出汁に醤油を合わせた王道の組に
天かすが甘味を加えて、麺のするっとした爽快感に余韻を持たせてくれるのです。
おいなりさんも頂いてごちそうさま。


腹ごなしついでの大淀川の整備された河川敷を歩き、母が編していた冊子のタイトルと
共通する「たまゆら」の名を冠した温泉の由来などを書いた案内板を眺め、
駐車場へ戻りました。


時間があれば、野生馬が駆ける都井岬まで行きたかったのですが、もう2時すぎ。
青島が限度でした。
古き良き、日本で最も行きやすい南国ハネムーンの地として栄えた宮崎を思い起こさせる
賑わいの影を残した、砂嘴の沿道に並ぶ観光物産店。
歴史に敬虔な思いをはせる徒としては、こういう道こそ興味の尽きぬ場所ではあります。
鬼の洗濯岩なども、真っ青の空と海に囲まれて大層立派です。
神社に参拝も済ませ、亜熱帯・ビロウの森は手入れがされずに植物園のような
密度をなしていることに価値があるなどと、急に生物学の徒にも成り代わり説明をしたり
して、2泊3日の旅行イベントは終わりを迎えたのでした。