日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

今日はクロカン

2010-01-17 22:48:58 | マスターズ陸上(オス)
快晴が続く。
(めす)は大学の同窓生と、高尾山~陣馬山への縦走に
朝早くから出かけた。
一人の日曜日。
腰痛から1週間経った休日。
さあ、どうしよう。

織田フィールドは使えるか。
早稲田大学陸上競技同好会のHPに空き状況の調査結果がでているので
調べてみると、午前中は使えるようだ。
でも、まだ腰に不安があるから、休み明けにいきなり短距離走も
無理だろう。
では、代々木公園だ。
骨格や腱に不安があるときよく使うのが、通称(誰の?私の)代々木公園クロカンコースだ。
普通、公園周回のアスファルトを走るのがここのメインだが、
実は外フェンスに沿っていっぱいいっぱいを走ることもできるのが
代々木公園のいいところなのだ。
原宿方面は花の散歩道と称して歩く人もたまにはいるが、
まあ鬱蒼とした木に覆われたところがほとんどなので、
クロカンコースは知る人ぞ知るひとの、競争もせず、土で体に負担が少なく、
アップダウンも適度にある、病み上がりにふさわしい道といえる。

1周目、腰があまり回転しないことを確認。まだ不安が大きい。
2周目、久しぶりの長距離走だが、ようやく循環系がスムースに動き出す。
3周目、体のキレが悪いなりにリズムが出てきた。着地ポイントも定かになり、
体のぶれが少なくなった。

合計8キロちょっとのはず。
ほどよい刺激です。
終わってからはたっぷり体幹と大腿部のストレッチをして、
家へ帰ってチューブを使った上半身トレをプラス。
昼ご飯にチキンライスをいただきながら、
山口衛里監督率いる岡山勢が、都大路を先頭でひた走る
全国都道府県対抗女子駅伝を見て、
夕飯のカレー用にタマネギを飴色にトロトロするまでいためて
いたら、もう夕方です。

(めす)もたっぷり富士山を拝んで、
足をさすりながらも満足げな表情で戻ってきました。




薬師丸ひろ子様 「今度は愛妻家」拝見しました

2010-01-17 01:21:22 | 映画
大変失礼ながら、あなたを見るために映画館へ足を運んだのは
中学生以来です。衝撃的なデビュー「野性の証明」に心奪われた私は
「戦国自衛隊」そして「ねらわれた学園」とも、封切り直後に大阪の
映画館へ出かけておりました。
中学生にとってのアイドルといえばそれまでですが、あのころは
とにかくあなたの瞳を見て、あなたの言葉の語り口に必死な意志を感じて、
生きる糧としていました。


その後も多くの映画に出演され、最近では「三丁目の夕日」では
すっかり昭和を代表する若き母となっておられましたが、
なぜか、当初のような、一途な思いは消えていました。
ふつつかものです。

なぜふつつか者かと言えば、「今度は愛妻家」で再会したからです。
やはり薬師丸様は、私のあこがれを今になっても保っておられる。
さまざまな劇評や宣伝での誉め言葉も目にしていますが、
40代の妻という役の芝居ぶりの巧みさよりも、
昔を思い起こさせる、真摯で暖かい愛する人を見つめる瞳と、
優しく丸くくすぐるような発声で届けられる愛する人への言葉が
この映画のスクリーンにはあったのです。

ストーリーを紹介すべき映画ではありません。
どのような人にもお勧めしたいというものでもありません。
ただ、私は涙せずにはいられませんでした。
薬師丸様が歩いた雑司ヶ谷鬼子母神界隈を、必ず明日には訪ねようと思いました。
沖縄読谷村のさとうきび畑の風が聞こえてきました。
写真はフィルムで撮るのがいいと思い出しました。
そして。
妻をもっと大事にしようと思いました。

私にとってそういう映画です。