日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

皇居ランニングとランニングポイント そしてニューオータニの昼ごはん

2010-04-26 03:53:59 | マスターズ陸上(オス)

どうやら遠出する予定の無い週末は晴れ渡るようで。
遅く起きた朝はゆっくり朝ごはんなら、何をするのか決めるのも
ゆっくり。
洗濯をしたり、原稿書いてたりしてたせいもあるのですが、
久々に皇居で走ろうという(めす)の発案に、勇んで家を
出たのは11時になってからのことでした。

東京マラソンの開催から4年、年々ランニング人口が増え、
特に女性のランナーが当たり前にいて、しかもおしゃれであることは
なんとなく気づいていました。
代々木公園でも多いからです。
ただ、油断していました。やはり聖地は聖地、
役割もあれば象徴としての召集力が違います。
まさか、ポニーテールも輝かしく、ランニングスカートで
5キロコースを走り、しかもその方たちに私が抜かされていく
ということになるとは!



驚きばかりが先にたちましたが、時計の針を少し戻して
筆を進めると、今日の目的は皇居周辺にある、ランニングポイントを
利用すること。実は(めす)が一月ほど前に、神保町のランナーズステーション、
通称ランステを大学時代の友人と使っていたので、私も世にすなるものと
言うことで行ってみたいと思っていたのでした。
今回私たちが利用したのは、半蔵門駅からすぐ、
東京FMの地下にある「JOGLIS」ジョグリスさんです。
こちらアシックスとの共同運営だとか。


それにしても、こうしたランニングポイントは各社各団体でずいぶん増えました。
最初は谷川真里さんのハイテクなどがありましたが、その後アートスポーツが
日比谷店に併設し、アディダスやアシックスも日比谷有楽町に拠点を構え、
さらにはランナーズも皇居の西、神保町と麹町に出みせすると言ったふう。
大体、シャワールームとロッカーつきで700円が相場とか。



安くは無いけれど、かつて私がしていたように、かつかつの道具や着替え金品に絞って、
桜田門のベンチに荷物をくくりつけて走り、終了後はお手洗いで汗を拭き着替える
といった、どこか土の地平を切り開くような、危険をはらんだ行いよりは
気持ちがいい上、安全度も高いのは間違いありません。


そのようなわけで、ランニングはしごく気持ちよく。
八重桜のぼんぼり、お堀の斜面に広がるカラシナの黄や白い花のじゅうたんが
目にまぶしく、いつもどおりどんな坂も笑顔でゆっくり走り続ける(めす)と
5キロ33分ペースで2周したのでした。



いやいや、10キロ走るのは実に1年2ヶ月ぶり。
短距離と使う筋肉とダメージの部分が違うのがよくわかりました。
腿の前面がパンパンです。
それもまた、心地よし。
少し減量できたか知らん、などとうそぶくのもほんの一瞬。




14時過ぎに向かったニューオータニのSATSUKIで食べた洋食は
たんまりと量があり、夕ご飯もほとんどいらなくなるほど
お腹いっぱいに食べてしまったのでした。
バターと香辛料が薄いパン粉のかわにしっかりと溶け込んで、
薄い牛肉がことのほか風味高く、口当たりは薄く軽く味わえる
ウィンナーシュニッツェルは、ことのほか美味しく、コーヒー3杯も
いただくことになりました。
彼女はアメリカンクラブサンド、かりっと焼いたトーストに
トマトとキュウリ、グリルチキンとベーコンも挟んで
プラスチックの短剣で抑えなければならないほど分厚い
米国流サンドイッチに、目を大きく見開きました。



それから、高田馬場でスポーツマッサージ。
2時間たっぷりほぐしてもらって、ストレッチの方法も習い、
その後は小田急で格安アウトドアリュックもゲット、
お稲荷さんを買って家に帰り、少しゆるゆる書き物なんかをしているうちに
大きく夜をまたいだのでありました。