一人休日の2日目。
さわやか自然百景「北アルプス 穂高の秋」とともに目覚めます。
雷鳥にホシガラスに、糸を出して風に舞うクモにと、山の生き物世界を堪能しました。
今日も松仙堂さんの栗ペーストたっぷりのトーストとコーヒーにサラダの朝ごはん。
その後は掃除、洗濯、アイロンかけに筋トレ。ここですでに11時をすぎ、
午後2時から練習があるので、早めの昼ご飯にします。
冷凍庫に牛バラがあったので、ネギと一緒にすき焼き風味に焼き付けると、
これが食欲そそって悪くありません。冷凍肉だと少し水分も出るので、
ネギだけでもすき焼きふうにジュンワリ汁が回るので、よりおいしく感じるのでしょう。
思わぬ冷凍食品の効用だ、などと発見しつつ、
彼女の帰宅時間を確かめたりしているうちに、府中へ出かける時間となりました。
京王線は、競馬開催日だと結構混み合います。
2時予定を若干回って陸上競技場に到着すると、すでにSコーチが待っています。
申し訳ありません、と頭を下げてすぐに練習開始です。
1000メートルJOGに体操とストレッチをして、さあ流しかと思ったら、
今日はハードル練習からだと言います。
コーチの経験によると、最初に流しをやると、走る戦闘モードに入るので、
オフには必要ない精神状況になるから、試合もないときに無駄なパワーは使わせないとのこと。
とにかく、地力を蓄えるのが、オフの入りの季節にやるべきこと、それは私も了解です。
40㎝ほどの高さのハードルを5台並べて、バネを鍛えます。
①両足で連続越え5本・・・・ぽんぽんぽん、とリズム良く。絶対途中で止まらないように。
②両足ですが、今度は横向きに連続越え。右向き3本、左向き3本。2回目くらいからはリズムをとらえました。
③今度は片足ジャンプで連続越え、右足3本、左足3本。右は結構調子よくぽんぽん上がりましたが、左足は最初失敗して3台目のハードルで止まりました。
このあたりで、いい感じにアキレス腱からふくらはぎが動いてくれます。
ジャンプの次は、ハードルまたぎで股関節回し。
ハードルは80㎝ほどのやや高いものに変えます。
ぐるっと横旋回してまたぎ超し、振り下ろすときももう一度引き上げる意識で前へ送り出します。
これがまた、股関節の高い位置の回転が確認できて良い感じを得ました。
これまで、股関節といっても一部しか使っていなかったことを知ったのです。
ああ、だからハードルは、跳躍にもランにも効くのかと、今更ながらに納得しました。
2台×左右5本
次は同じハードルを使いますが、鉄棒のように手をバーにかけ、
下を、体ブリッジしながら、くぐり抜けます。これは上半身パワーと、反りの練習ですね。
2台×5回
そして最後は、この80㎝ハードルを両足ジャンプで2台越し×5回。
結構跳べるので、楽しくなります。
これで基礎トレ終わり!のかけ声があり、流しかなとおもったら、もう少しハード・・・いえずっとハード。
(300m+100m+100m)×3セット
+のところはJOG100mつなぎ。セット間は200mウォーク。
距離にすれば全部で2700mですが、まあ2セット目からは手と足がバラバラです。
筋力が全くありません。なんとか息だけはもったのでぜーぜー言いながら、ややケツ割れで終了。
ケツ割れも十分にはできない筋力不足と言うことでしょう。
そして最後はいよいよ待望の砂場練習です。
立ち幅跳びをまず10本。2週間前の練習を2回目のジャンプで思いだし、
跳躍する直前に息を吐いて、力を入れるタイミングをつかみます。
うまくそのタイミングが合うと、なぜか「ハッ」と大きな声が出ます。
斜め45度の飛び出しと、空中での反り、そして足の投げ出しと、力みのない着地。
うーん、今年の後半戦の競技会でこの体使いを覚えていたらどれほど救われたか・・・と今は昔。
そのあとは3歩から5歩の助走をつけます。
走り出しは細かく刻み、踏み切り前一歩で板を上からポンと踏める位置に体を持ち込みます。
それが合うと、右足首もうまく返り、ぽーんと上体が上がっていきます。
すると左足も自然に振り上げて、上体もまっすぐに進んで、反るのも難しくありません。
とにかく、踏み切りの一瞬にちゃんと板をとらえて、右足が返りたいとおもう角度に打ち込むことが
できるかどうかと言うことなのですね。
ぽーんとからだが上がるときの気持ちいいことったらありません。
これは来年が楽しみ、とまだ最終戦から24日しかたたず、
来年の初戦まで5ヶ月以上あるときに高揚してもはやり過ぎというものですね。
それでも、それでも!
オフの練習がこれほど楽しいとは。
怪我だけはしないよう、じっくりと鍛えます。
短助走跳躍も10本で終えて、体操とストレッチ。
JOGをしようと思ったら、足が棒になって、走ってると言うよりロボットしているような感じで
一周だけトラックを回っておしまいにしました。
休日にコーチをしてくれたS氏に、今日も深く感謝です。