今日は珍しく2部練習です。
午前中は彼女とともに代々木公園に出かけて、花見客の間を
マイペースジョグ。5時間睡眠だと全く疲れが抜けない
へたれた体を、血の巡りで立ち上がらせます。
30分ちょい、5キロほど走って、最後の方でようやく目と体が覚醒しました。
午後は八王子の上柚木に出かけます。
狙いは砂場。
実は今年、走り幅跳びをするのは初めてです。
その上、スパイクをはくのも今年初。
雨交じりの冷気が計算外ですが、
そのために朝から体を温めておいたのです。
もちろん競技場でもストレッチ、特にハムは入念に伸ばします。
流しを130m×3本やって、いよいよ砂場のご開帳。
シートをめくって、スコップで砂をほぐし、トンボでならす。
さらには、踏み切り板をはめ込んでいたりすると、結構時間がかかるのですが
今年初幅のどきどき感の前では、ものの数ではありません。
最初10本は、アップシューズで駆け抜けました。
31mを、踏み切り板まで、助走のリズムを思い出します。
ダッシュではなく、最後の踏み切りに最高の動作を生み出すための、
「助走」です。
踏み切り板でポーンと蹴って、引き上げ足のランスルーまで意識します。
板が目の前に迫ってくる目に見えない圧力を久々に感じます。
まだ上に飛び上がるわけでもないのに、結構なプレッシャーです。
続いてスパイクをはいて、20mの短助走でいよいよ踏み切る練習です。
バン!
板にジャストミート、乾いた音が大きくなると嬉しいものです。
同時に、右足の膝から下が、反発力でビーンと張ります。
15本、ひたすら上に飛ぶ感覚を目覚めさせます。
最後の一歩で、足を一本の棒にして、深く竿をさすようにして
踵から足底全体をたたきつけます。
そして、板からの反発力をジャンプする力に変えるためには、
できるだけ早く体を上に持ち上げなければなりません。
前に行く助走の慣性力に負けず、上、上、上!
さらに引き上げ足のランスルーに、踏み切り足の返しをつけていくと、
何となく自然な滑り込み着地になりました。
一連の流れが3回続けてうまくできたところで16時35分、
閉門が16時45分なので慌てて片付けを始めましたが、
そんな動きでもどこかはつらつとしてしまうのは、
今日の練習が楽しく満足できるレベルに仕上がったからでしょう。
さあ、シーズンが始まる実感です。
5月6日の東京マスターズ記録会には5種競技でエントリー。
そして、5月19日の茨城マスターズ選手権には、100m、走り幅跳び、やり投げで申し込みを済ませました。