大型連休に入る直前の一日は、お仕事が夜から。
というわけで、祝日に重なった金曜日、初めて武蔵野陸上競技場に参りました。
市民総合会館の建物を抜けるとそこは陸上競技場という、なんとも内界外界の
建物です。
くぐりぬけると、これはこれはというくらい多くの陸上青少年がトラックを
走っています。ほとんどの人が短距離、というのは陸上マニアには楽しいのですが、
妙な熱気に、普通のジョガーだとあてられてしまうかもしれません。
もちろん、私はうれしくなって舞い上がります。
中学生には負けたくない、という半回転ひねり頑張りモードで、
たっぷりストレッチをして筋肉を暖めた後に、
120m×2本をアップシューズでややオーバースピード気味で
体幹を立てて走りきることを目指し
次はSコーチ指導の、幅跳び踏み切りの型練習に入ります。
軽く弾んだジョグをして踏み切り姿勢・・・・またジョグして踏み切り・・
をトラック内で繰り返します。
ポイントは踏み切り姿勢。私の場合、強く飛び出すために地面を叩く右足を、
ピーンと伸ばし、同時に上への方向付けとなる左足の太ももを上に強く引き上げる
という動作を作ります。
まずできながったのが、右踏み切り足を下に踏み出し伸ばしたままに置く姿勢。
すぐに後ろへけりだしてしまい、膝が曲がるのです。
上へプッシュ、上へプッシュ。前ではないの前ではないの、という繰り返し呪文で
姿勢を作ります。
まあ10本ほどやって何とかわかってくると、再び走りの練習に入ります。
スパイクに履き替え、120m流しをもう一本やると、
スタートダッシュ。
30m×5本+50m×5本。
十分にハムストリングをいじめて、最後は250快調走で締めくくりました。
さあ12時に走り終え、三鷹に向かって新宿13時に彼女と待ち合わせです。
目的は映画「阪急電車」、東京在住兵庫県出身、中学高校6年の通学阪急二ストには
みたくてならなかった映画が本日封切りなのです。
舞台は、阪急沿線のうち宝塚と西宮北口を結ぶ阪急今津線。仁川や逆瀬川をつなぐ、
いわゆる山の手の住宅地と、小林聖心や関西学院といった文教の地を通る、
文京住宅都市という背景が、関西人にはきっと細雪にちかいものを感じさせるに
違いありません。
物語はオムニバスの良いところをつないで見せますよ、と最初10分、
「阪急電車」のタイトルが出てくる前に堂々と宣言します。
マルチ画面で登場人物たちがならぶ一枚画面には、
単純なストーリーテラーを好み、けして映像派にはならない私には、
実に心地よい物語風景としてたち現れるのです。
中谷美紀、宮本信子、戸田恵梨香、芦田愛菜、谷村美月、南果歩、
物語に心を映す登場人物たちは、すべて女性といっていいかもしれません。
それもみんな、そこそこ幸せに人生を進み、そこそこ感情の起伏を持ち合わせる心穏やかで
いられない事情を抱えています。
映画的には派手でないけれど、等身大の人生で考えればかなり大きな人生の曲がり角が、
とても身にしみて、そしてそれだけに頑張って生きていってと心の声を出し、
そして物語に解決の糸口が見えてくれば、みている私も心が穏やかになり、
なんか人生っていいね、捨てたもんじゃないねといいたくなったのです。
うん、確かに、中谷美紀の科白「今のあなたは格好よかった」
励まされます。
今年の日本に、暖かい映画があって良かったと思います。
というわけで、祝日に重なった金曜日、初めて武蔵野陸上競技場に参りました。
市民総合会館の建物を抜けるとそこは陸上競技場という、なんとも内界外界の
建物です。
くぐりぬけると、これはこれはというくらい多くの陸上青少年がトラックを
走っています。ほとんどの人が短距離、というのは陸上マニアには楽しいのですが、
妙な熱気に、普通のジョガーだとあてられてしまうかもしれません。
もちろん、私はうれしくなって舞い上がります。
中学生には負けたくない、という半回転ひねり頑張りモードで、
たっぷりストレッチをして筋肉を暖めた後に、
120m×2本をアップシューズでややオーバースピード気味で
体幹を立てて走りきることを目指し
次はSコーチ指導の、幅跳び踏み切りの型練習に入ります。
軽く弾んだジョグをして踏み切り姿勢・・・・またジョグして踏み切り・・
をトラック内で繰り返します。
ポイントは踏み切り姿勢。私の場合、強く飛び出すために地面を叩く右足を、
ピーンと伸ばし、同時に上への方向付けとなる左足の太ももを上に強く引き上げる
という動作を作ります。
まずできながったのが、右踏み切り足を下に踏み出し伸ばしたままに置く姿勢。
すぐに後ろへけりだしてしまい、膝が曲がるのです。
上へプッシュ、上へプッシュ。前ではないの前ではないの、という繰り返し呪文で
姿勢を作ります。
まあ10本ほどやって何とかわかってくると、再び走りの練習に入ります。
スパイクに履き替え、120m流しをもう一本やると、
スタートダッシュ。
30m×5本+50m×5本。
十分にハムストリングをいじめて、最後は250快調走で締めくくりました。
さあ12時に走り終え、三鷹に向かって新宿13時に彼女と待ち合わせです。
目的は映画「阪急電車」、東京在住兵庫県出身、中学高校6年の通学阪急二ストには
みたくてならなかった映画が本日封切りなのです。
舞台は、阪急沿線のうち宝塚と西宮北口を結ぶ阪急今津線。仁川や逆瀬川をつなぐ、
いわゆる山の手の住宅地と、小林聖心や関西学院といった文教の地を通る、
文京住宅都市という背景が、関西人にはきっと細雪にちかいものを感じさせるに
違いありません。
物語はオムニバスの良いところをつないで見せますよ、と最初10分、
「阪急電車」のタイトルが出てくる前に堂々と宣言します。
マルチ画面で登場人物たちがならぶ一枚画面には、
単純なストーリーテラーを好み、けして映像派にはならない私には、
実に心地よい物語風景としてたち現れるのです。
中谷美紀、宮本信子、戸田恵梨香、芦田愛菜、谷村美月、南果歩、
物語に心を映す登場人物たちは、すべて女性といっていいかもしれません。
それもみんな、そこそこ幸せに人生を進み、そこそこ感情の起伏を持ち合わせる心穏やかで
いられない事情を抱えています。
映画的には派手でないけれど、等身大の人生で考えればかなり大きな人生の曲がり角が、
とても身にしみて、そしてそれだけに頑張って生きていってと心の声を出し、
そして物語に解決の糸口が見えてくれば、みている私も心が穏やかになり、
なんか人生っていいね、捨てたもんじゃないねといいたくなったのです。
うん、確かに、中谷美紀の科白「今のあなたは格好よかった」
励まされます。
今年の日本に、暖かい映画があって良かったと思います。
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