犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

安室奈美恵の思い出

2018-09-17 23:01:15 | 大阪暮らし

 私はまったく興味ないのですが、安室奈美恵という歌手が引退するという話題で、日本中がもちきりです。

「おまえたちも好きなの」


 たまたま里帰りしていた長女と次女に聞いてみました。

次女「うん、私の初コンサートは安室奈美恵だったし」

長女「えっ? いつ行ったの?」


次女「お姉ちゃんも行ったでしょう?」


長女「行ってないよ」


次女「あれっ。お姉ちゃんが日本に帰った後だったかも」


 ネットで調べると、安室真美恵のソウル公演は、2004年5月のことでした。

 長女は高校進学のためその年の3月に日本に帰り、妻と長女以外の娘たちがコンサートに行ったのでした。

犬「よくチケットが取れたね」


次女「コンサート、すいてたよ。韓国では人気なかったんじゃない?」


 ネットで関連記事を調べたら、こんなのが出てきました。

「初の来韓公演で詐欺」 安室奈美恵が法的対応へ (スポーツ朝鮮 2004/05/18)

 日本の女性トップアーティスト、安室奈美恵が公演詐欺に遭って法的に対処する構えだ。

 安室は今月13日からソウルのオリンピック公園体操競技場で3日間にわたって行った来韓公演の出演料を半分も受け取ることができず、韓国内のプロモーションを担当するパレット社が、今公演の韓国側の代行会社を務めた「J社」を相手取って法的訴訟を起こす構えでいることが分かった。

 今回のトラブルで韓国の音楽業界にとっては国際的な信頼を失った上に、韓日大衆文化交流に水を差す結果となってしまった。

 日本パレット社の社長は今月15日、3回の韓国公演を終えた後「こんな仕打ちを受けたこと自体が信じられない。すべての終りだ」と憤慨し、訴訟する意思を関係者に伝えたという。

 安室奈美恵は当初、今回の公演でJ社から出演料の先払いを約束されていたが、エージェント側の事情で契約金のみを受け取ってステージに上がった。

 しかし、J社が初日の公演が終わった時点で「観客が少なくて支払いができない」などの理由で出演料の支給を引き延ばしたという。

 結局、公演最終日の15日、公演途中にJ社側の関係者らが、入場収入を持ち逃げする事態に至った。公演関係者は安室側が公演期間中の宿泊費や車両、セキュリティー費用をはじめ、予定の半分以上の額を受け取ることができず、照明、音響、設備などのスタッフもほぼ全員が給与を受け取ることができなかったという。

 
安室奈美恵は、これに懲りて二度と韓国公演は行わなかったようです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高麗神社 | トップ | 妻、倒れる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大阪暮らし」カテゴリの最新記事