犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

サッカー東アジア選手権~南北戦

2008-02-21 00:50:28 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)
 初戦で北朝鮮と引き分けた日本の今度の対戦相手は中国です。

 後半の最後のほうしか見られませんでしたが,アウェーにもかかわらず,1-0で勝利できたのは幸いです。

 北朝鮮戦のときとは違い,中国観客の日本に対する激しいブーイングはありませんでした。北京五輪を控えて,国際的にイメージを落とすことを恐れたのか,観客が注意を受けていたのかもしれません。

 むしろ,審判の中国贔屓がひどかった。

 後半のブーイングの対象は,解説によれば,当の中国チームの監督に向けられていたとか。最下位はほぼ決定。更迭は避けられないでしょう。

 ところで,日中戦に続いて行われた南北戦が面白かった。

 実は,昨年末からスカパーを契約しているのですが,韓国ドラマ中心のチャンネル契約をしたため,スポーツの目玉はほとんど見られなかった。ラッキーなことに,今回のサッカーは見られる。スカパーのありがたみを感じたのは,今日が初めてでした。

 試合は,自力にまさる韓国が押し気味。北朝鮮は4バックの守備を固めた布陣で,チョン・テセの1トップ。カウンター狙いのようです。

 終始ボールを支配していた韓国が,前半にフリーキックを得て,見事なシュートが決まる。1-0で前半終了。

 観客席は閑散としている。ごく少数の韓国人サポーターが,太鼓で「デーハンミンクク」のリズムを叩いているのがかすかに聞こえる程度の,静かな応援です。

 後半,北朝鮮選手がイエローカードを受け,不服の気持ちをこめてか,ボールを高く投げあげた。それを見た審判(日本人)は,その行為に対し,すかさずもう一枚のイエローカードを切り,レッドカードで退場。

 ただでさえ劣勢なのに,北に人数が一人少なくなってしまいました。

 余裕の韓国は,立て続けに決定的なチャンスを迎えますが,その度に北のキーパーのスーパーセーブにあって追加点があげられない。次第に韓国側に焦りが見え始めます。

 後半も大分過ぎたころ,前線にあがった一本の縦パスに,チョン・テセが反応し,なんと,ほとんど唯一のチャンスをものにする。

 1-1の同点。

 いよいよ焦った韓国は,勢いこんで攻めかかりますが,北が精神力ではねかえす。

 結局,試合は1-1の引き分けで終わりました。

 これで日韓が勝ち点4で並び,土曜日の直接対決で優勝が決まります。南北対決はたいてい韓国を応援してきたのですが,今日ばかりは北朝鮮への応援に力が入りました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイ・セレクト | トップ | 九州は韓国に向けられた「刃」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
反則し放題 (スンドゥプ)
2008-02-21 10:48:28
この試合、見ていたら怒りが湧いてきたでしょう。
ここでラフプレーが見れます。
http://jp.youtube.com/watch?v=w1I3Q5f1Xsk
返信する
ひどいですね (犬鍋)
2008-02-22 00:43:36
けが人は出なかったのかな。
返信する

コメントを投稿

日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)」カテゴリの最新記事