昨年韓国から帰って来たとき,日本ではマッコルリ(韓国のどぶろく)が静かなブームだという話を聞いて,意外でした。なんでもおしゃれなマッコルリバーができていて,若い女性に人気があるという。
(韓国じゃ,飲む人いないのに)
安い酒なので,一時代前は金のない学生や労働者はマッコルリを飲んでいたようですが,昨今の学生は金回りもよくなって焼酎やビールを飲む。マッコルリは特別にマッコルリと合う食べ物を食べるとき以外は口にしなくなりました。
私も長い駐在生活でマッコルリを飲んだのは数えるほどしかない。
仁寺洞の瓦斯燈に行ったとき,ホンオサムハプに挑戦したとき,そして教保文庫裏でピンデットクを食べたときぐらいです。
ところが,ところが…。
最近こんな記事を見つけました。
2008年12月23日朝鮮日報
韓国で今、マッコリが大人気
「マッコリがこれほどよく売れるのは1970年代以来のことです」
不況のまっただ中にあるマッコリメーカー社員の顔には笑みが絶えません。景気不振が表面化した今年9月以降、目に見えてマッコリがよく売れ行きが上がっているからです。
業界関係者は「30年ぶりの好況」とまで表現しています。マッコリ景気は数字にも表れています。新世界Eマートでは、今年に入ってから先月末までのマッコリの売り上げは昨年同期比で25%近く増えました。アルコール類全体の伸び率が5.4%に止まっている点からすると、5倍近い伸びです。麹醇堂のマッコリ販売も今年10月以降、上半期の4倍以上も増加しました。
「長寿マッコリ」というブランドで有名なソウル濁酒。今年の売り上げはおよそ660億ウォン(約45億円)、前年比で10%ほど増える見込みです。過去10年間、同社の売り上げは横ばいか良くても3%ほどだったことからすると、この伸び率は非常に高いものです。
マッコリが第2の全盛期を迎えているのは価格、味、ヘルシーさなどがうまく調和しているからです。マッコリの価格は1リットルでおよそ1000ウォン(約69円)と、非常に低価格です。
また長寿マッコリや麹醇堂の「米夢」などは、100パーセント韓国米で作られており、栄養も豊富でアルコール度も6パーセントと適当です。麹醇堂のマッコリブランド・マネージャーのパク・ソンジェ氏は、「マッコリは焼酎よりも味がソフトで、アミノ酸や乳酸菌も豊富なヘルシー酒」と語っています。
製造工程の自動化も大きく影響しています。以前は人の手で直接発酵させていたことから、味が一定ではありませんでした。しかし今は自動化により、一定レベル以上のマッコリを安定して生産しています。「以前は毎日味が少しずつ違っていたけれど、最近はいつ飲んでもおいしい。だからずっと好まれているようです」と、ソウル濁酒のイ・ボンフム常務は説明しています。このチャンスを生かし、伝統酒のマッコリが国民からさらに愛されるようになってほしいと思います。
安いこと,原料が韓国産で安全,栄養豊富,アルコール度も高くない…。
「以前は人の手で直接発酵させていたことから,味が一定ではありませんでした」
味だけじゃない。量も一定じゃありませんでした。ペットボトル入りのマッコルリを並べると,微妙に量が違っていた。
今は「自動化」で,量も安定してるんでしょうね。
(韓国じゃ,飲む人いないのに)
安い酒なので,一時代前は金のない学生や労働者はマッコルリを飲んでいたようですが,昨今の学生は金回りもよくなって焼酎やビールを飲む。マッコルリは特別にマッコルリと合う食べ物を食べるとき以外は口にしなくなりました。
私も長い駐在生活でマッコルリを飲んだのは数えるほどしかない。
仁寺洞の瓦斯燈に行ったとき,ホンオサムハプに挑戦したとき,そして教保文庫裏でピンデットクを食べたときぐらいです。
ところが,ところが…。
最近こんな記事を見つけました。
2008年12月23日朝鮮日報
韓国で今、マッコリが大人気
「マッコリがこれほどよく売れるのは1970年代以来のことです」
不況のまっただ中にあるマッコリメーカー社員の顔には笑みが絶えません。景気不振が表面化した今年9月以降、目に見えてマッコリがよく売れ行きが上がっているからです。
業界関係者は「30年ぶりの好況」とまで表現しています。マッコリ景気は数字にも表れています。新世界Eマートでは、今年に入ってから先月末までのマッコリの売り上げは昨年同期比で25%近く増えました。アルコール類全体の伸び率が5.4%に止まっている点からすると、5倍近い伸びです。麹醇堂のマッコリ販売も今年10月以降、上半期の4倍以上も増加しました。
「長寿マッコリ」というブランドで有名なソウル濁酒。今年の売り上げはおよそ660億ウォン(約45億円)、前年比で10%ほど増える見込みです。過去10年間、同社の売り上げは横ばいか良くても3%ほどだったことからすると、この伸び率は非常に高いものです。
マッコリが第2の全盛期を迎えているのは価格、味、ヘルシーさなどがうまく調和しているからです。マッコリの価格は1リットルでおよそ1000ウォン(約69円)と、非常に低価格です。
また長寿マッコリや麹醇堂の「米夢」などは、100パーセント韓国米で作られており、栄養も豊富でアルコール度も6パーセントと適当です。麹醇堂のマッコリブランド・マネージャーのパク・ソンジェ氏は、「マッコリは焼酎よりも味がソフトで、アミノ酸や乳酸菌も豊富なヘルシー酒」と語っています。
製造工程の自動化も大きく影響しています。以前は人の手で直接発酵させていたことから、味が一定ではありませんでした。しかし今は自動化により、一定レベル以上のマッコリを安定して生産しています。「以前は毎日味が少しずつ違っていたけれど、最近はいつ飲んでもおいしい。だからずっと好まれているようです」と、ソウル濁酒のイ・ボンフム常務は説明しています。このチャンスを生かし、伝統酒のマッコリが国民からさらに愛されるようになってほしいと思います。
安いこと,原料が韓国産で安全,栄養豊富,アルコール度も高くない…。
「以前は人の手で直接発酵させていたことから,味が一定ではありませんでした」
味だけじゃない。量も一定じゃありませんでした。ペットボトル入りのマッコルリを並べると,微妙に量が違っていた。
今は「自動化」で,量も安定してるんでしょうね。
お酒に弱い私でも飲めるし、辛い料理に甘口の味がとても合いますから。
いっぺん家で飲んだ時は合う肴がなくて美味しくなく、以来店でしか飲みませんが。
ところで韓国の料理の使い回しは刺身のツマどころではなかったのですね。
ちょっとゾッとしています…。
新大久保は大丈夫かなあ。
使い回しは,韓国でも問題になっているようで,ブログにアップしました。