かつて人類の進化は,猿人→原人→旧人→新人(現生人類)のように進んできたとされていました。
ところが,1987年にミトコンドリアDNAの変異に関する研究が発表され,現世人類の起源はアフリカでその年代は約20万年前という説が有力になりました。そして,このデータによれば,アフリカから拡散したホモ・サピエンスの集団が,行く先々で出会ったであろう旧人(ネアンデルタール人など)と混血した形跡はなかったとのことです。したがって,旧人は現生人類の祖先ではなく,同じ親(原人)から生まれた「従兄弟」の関係にあるというわけです。
ところが,5月7日,新聞に新しい研究が報道されました。(→リンク)
ネアンデルタール人と現生人類、混血か ゲノム比較で推定
約3万年前に絶滅した旧人「ネアンデルタール人」のゲノム(全遺伝情報)を骨の化石から解読したところ、現生人類とわずかに混血していたと推定されるとの研究をドイツのマックス・プランク進化人類学研究所や米バイオ企業などの国際チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表した。
旧人と現生人類は数十万年前にアフリカで共通の祖先から枝分かれした近縁種で、ある時期、地球上で共存していたとされる。混血の有無は人類学上の論争の一つで、これまでは無かったとする説が有力だった。
研究チームは、クロアチアの洞窟で見つかった約4万年前の旧人3人の骨粉標本を分析し、ゲノムの約60%を解読。一方でアフリカ、フランス、中国、パプアニューギニアの現生人類5人のゲノムも解析。旧人と比較した結果、枝分かれの地であるアフリカの人より、それ以外の現生人類の方が旧人ゲノム配列に似ており、ゲノムの約1~4%が旧人由来と推計された。(産経新聞)
ネアンデルタール人と現生人類は年代的に重なっており,どこかで確実に出会っていたでしょうが,ネアンデルタール人は寒冷適応を遂げたずんぐり型,現生人類は長身・細身で,風貌もずいぶん違っただろうし,言葉も通じなかっただろうに,交尾してたんですね。
ところが,1987年にミトコンドリアDNAの変異に関する研究が発表され,現世人類の起源はアフリカでその年代は約20万年前という説が有力になりました。そして,このデータによれば,アフリカから拡散したホモ・サピエンスの集団が,行く先々で出会ったであろう旧人(ネアンデルタール人など)と混血した形跡はなかったとのことです。したがって,旧人は現生人類の祖先ではなく,同じ親(原人)から生まれた「従兄弟」の関係にあるというわけです。
ところが,5月7日,新聞に新しい研究が報道されました。(→リンク)
ネアンデルタール人と現生人類、混血か ゲノム比較で推定
約3万年前に絶滅した旧人「ネアンデルタール人」のゲノム(全遺伝情報)を骨の化石から解読したところ、現生人類とわずかに混血していたと推定されるとの研究をドイツのマックス・プランク進化人類学研究所や米バイオ企業などの国際チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表した。
旧人と現生人類は数十万年前にアフリカで共通の祖先から枝分かれした近縁種で、ある時期、地球上で共存していたとされる。混血の有無は人類学上の論争の一つで、これまでは無かったとする説が有力だった。
研究チームは、クロアチアの洞窟で見つかった約4万年前の旧人3人の骨粉標本を分析し、ゲノムの約60%を解読。一方でアフリカ、フランス、中国、パプアニューギニアの現生人類5人のゲノムも解析。旧人と比較した結果、枝分かれの地であるアフリカの人より、それ以外の現生人類の方が旧人ゲノム配列に似ており、ゲノムの約1~4%が旧人由来と推計された。(産経新聞)
ネアンデルタール人と現生人類は年代的に重なっており,どこかで確実に出会っていたでしょうが,ネアンデルタール人は寒冷適応を遂げたずんぐり型,現生人類は長身・細身で,風貌もずいぶん違っただろうし,言葉も通じなかっただろうに,交尾してたんですね。
それが本当だとするとネアンデルタール人は現在の少数民族がそうなりつつあるように多数派(現生人類)に吸収されてしまったのかもしれませんね。