孫の父親がフィリピン人ということで、最近は英語の童謡を聞かせたりもします。
私や妻にとって、英語の勉強にもなりますね。
ただ聞いていても聞き取れないことが多いので、本で歌詞を確かめることもあります。
たとえば、Row, Row, Row Your Boat(ボートを漕ごう)の歌詞はこうでした。
Row, row, row your boat,
Gently down the stream.
Merrily, merrily, merrily, merrily,
Life is but a dream.
こいで、こいで、こごうよ、ボートを
ゆっくり、流れにそって
楽しく、楽しく、楽しく、楽しく
人生なんて、夢のようなもの
最後の一節、Life is but a dream「人生夢のごとし」。
童謡とは思えない深みがあります。
高校の時に暗記させられた『奥の細道』の冒頭を思い出しました。
月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり
(月日は永遠の旅人であり、やってきては過ぎていく年も旅人である)
―松尾芭蕉「奥の細道』
その中の「百代の過客」は、唐の李白の詩を踏まえたもの。
夫天地者万物之逆旅、光陰者百代之過客。
而浮生若夢、為歓幾何。
夫れ天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり。
而して浮生は夢のごとし、歓を為すこと幾何ぞ。
そもそも天地は万物を迎え入れる宿であり、時の流れは永遠の旅人だ。
そしてはかない人生は夢のように短いものであり、喜び楽しむ時間はどれほどあるだろうか。
還暦を過ぎ、芭蕉(1644~1694年)や李白(701~762年)よりも長生きしてしまった身に染み入る一節です。
私や妻にとって、英語の勉強にもなりますね。
ただ聞いていても聞き取れないことが多いので、本で歌詞を確かめることもあります。
たとえば、Row, Row, Row Your Boat(ボートを漕ごう)の歌詞はこうでした。
Row, row, row your boat,
Gently down the stream.
Merrily, merrily, merrily, merrily,
Life is but a dream.
こいで、こいで、こごうよ、ボートを
ゆっくり、流れにそって
楽しく、楽しく、楽しく、楽しく
人生なんて、夢のようなもの
最後の一節、Life is but a dream「人生夢のごとし」。
童謡とは思えない深みがあります。
高校の時に暗記させられた『奥の細道』の冒頭を思い出しました。
月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり
(月日は永遠の旅人であり、やってきては過ぎていく年も旅人である)
―松尾芭蕉「奥の細道』
その中の「百代の過客」は、唐の李白の詩を踏まえたもの。
夫天地者万物之逆旅、光陰者百代之過客。
而浮生若夢、為歓幾何。
夫れ天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり。
而して浮生は夢のごとし、歓を為すこと幾何ぞ。
そもそも天地は万物を迎え入れる宿であり、時の流れは永遠の旅人だ。
そしてはかない人生は夢のように短いものであり、喜び楽しむ時間はどれほどあるだろうか。
還暦を過ぎ、芭蕉(1644~1694年)や李白(701~762年)よりも長生きしてしまった身に染み入る一節です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます