訳あって、西行法師の「願わくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃」の短歌を懐かしむ。
「夜桜の美しさこそ赤目鳥の思いを語る夜ぞ悲しき」などと思う。歌を詠みつつもその思いを悲しむ・・・。
たれぞ知るらん、語り部の行き着く先を。今はただ、眠りゆく小鳥を眺めるのみ。 西行法師のごとく、黄色き赤目の愛鳥(めごとり)にも、春の夜桜がやさしくささやくことを望む。
合掌。
「夜桜の美しさこそ赤目鳥の思いを語る夜ぞ悲しき」などと思う。歌を詠みつつもその思いを悲しむ・・・。
たれぞ知るらん、語り部の行き着く先を。今はただ、眠りゆく小鳥を眺めるのみ。 西行法師のごとく、黄色き赤目の愛鳥(めごとり)にも、春の夜桜がやさしくささやくことを望む。
合掌。