生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

知識のメンテナンスを・・・

2007年06月20日 22時27分01秒 | 読書
産業カウンセラーとして、知識をさびさせないように、たまにはこんな本も読む。

事例が載っている本は、読むのに苦労する。どうしても、自分自身を投射してしまうので・・・

この本を読むのに3日もかかってしまった。当然、同時並行して、何冊かの本も読んでいるのですが。

で、この本の注目すべき点は、P.203である。

ある大病院で、同じ430名の患者を精神科医が診たところ、45名を「うつ」と診断した。一方、内科医は18名を「うつ」と診断したそうだ・・・

驚くべきは、精神科医と内科医が「うつ」と診断したもののうち、重複していたのは、わずか3名だったそうだ。

「うつ」とはそういうものだ。この本では、この結果から、内科医では「うつ」と診断することが難しいと持っていっているが、実際、真性の「うつ」とは、稀なのかもしれない。

しかし、苦しんでいる患者が目の前にいれば、「うつ」であろうが、なかろうが、サポートするのが、カウンセラーの使命だと思っている。そう考えるのは、私だけだろうか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする