生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と19の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

水道ご使用量のお知らせ Water Service Statement

2016年05月07日 09時59分34秒 | 名古屋

「水道ご使用量のお知らせ」がポストに入っていた。

口座振替なので明細が送られてくるだけなのだが、3月8日~5月6日までの使用量が5㎥となっている。この使用量だと、2か月間の水道使用料金は1,350円、下水道使用料金が1,209円だ。これが多いのか少ないのかわからないので、名古屋市上下水道局のHPで確認してみると・・・最低の基本料金であった!

料金は使用量が12㎥まで、一律、水道使用料金は1,350円、下水道使用料金は1,209円なのだ。というか・・・12㎥~20㎥までの1㎥当たりの水道使用料金は10.8円なので、穿った見方をするなら、5×10.8=54円分しか水道料金を使っていないこととなる。2カ月で54円分。どんな生活なのか?

これまでの2.4倍の水を使用しても金額は同じ。でも、もし東京で5㎥の使用量だったとすると・・・2か月間の水道使用料金は860円、下水道使用料金が560円となる。合計1,420円。半額程度である。名古屋での水道生活は東京の2倍程度・・・これは厳しいと言わざるを得ない。軽井沢とか別荘地で暮らしている人が「水道料金がバカ高い!!」と激怒している人の気持ちが少しわかる感じがする。

とはいえ、年間15,354円=(1350円+1209円)×6で、単身生活レベルで水道使い放題っていうのなら、ありがたい気がする。想像してみればいい、テレビ等でたまに目にすることがある未開発国や後進国の人々が頭にツボを抱えて何キロもの道を、水を求めて歩く姿を。毎日のように、子ども達が何キロもの道を水のために歩く。しかも、名古屋水よりも質が大幅に劣る水である。

そう考えると、水との戦いを克服した国だけが発展途上国、あるいは先進国になることができるのでは・・・と思えてくる。

単なる水道料金のお知らせが、先進国と後進国の格差問題にまで発展するとは、書き始めたときには思いもしなかったのだが・・・

コメント
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