読書が好きな私。
次男の大学の「キャンパス2017」を読んでいて、今通っているメインキャンパスに、図書館に蔵書が約100万冊あると書かれているのを発見しました。
100万冊って、どのレベルかわかりますか?
日本トップは、やはり東京大学で2012年の段階で約915万冊。ただし、これは学内28の図書館を合計した冊数とのこと。1キャンパスで100万冊は凄い水準と言えます。
トータルで100万冊を超える大学は約70校。明星大学でも約90万冊、放送大学でも約70万冊、武蔵野大学でも約40万冊、産業能率大学で45万冊(湘南24万冊+自由が丘21万冊)とのこと。私の卒業した大学はベスト10に入っているものの、大学時代1000冊読めたかどうか記憶が定かではありません。
各大学の蔵書数を確認していたところ、
武蔵野大学のHPに面白いことが書かれていました。
>人はどれくらいくらい本を読めるのか?という問いに応えるのは難しいのですが、河合塾の
>人気国語講師だった牧野剛氏は、中学以来1日1冊読むことを自らに課したとしていますし、
>駿台予備校の英語講師だった表三郎氏がこれまで10万冊読んだという事例を挙げています
>(『人生を変える大人の読書術』)。 身近な例では、本学司書課程の在学生の方が、年に
>300冊読み、今年は400冊を目指していると授業のコメントに書いていました。
正直、10万冊も読んだ方が、その冊数を意識しているとは・・・この方は、真に解脱できていないのかもしれません。本当なら、その域に達した方は、冊数というしがらみから解放されるのがプロであり、玄人であり、達人というレベルだと思っているのですが。
あと、こんな記事も面白いですね。
>さて、冊数にこだわって書いてしまいましたが、本学の蔵書は残念ながら少ないのですが、
>それでも40万冊に届くところですので、さすがに「読み尽すこと」は現実的な目標には
>ならないでしょう。
>ですが、せめて「背文字だけでも読み尽す」つもりで、図書館にお越しください。 かならず
>たくさんの発見があり、稔り多い学生生活につながることと思います。
背文字ですら、40万冊を読み尽くすことは困難ですね。ただし、その読もうとする姿勢は、学生生活において、大きな力となるはずですから。
※大学4年間とすると年間10万冊、学校に行く日を200日とすると1日500冊・・・とてもじゃないけれども、「背文字だけでも読み尽くす」ことは困難でしょうね。