生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

新型肺炎・・・

2020年02月10日 08時24分22秒 | ちょっと立ち止まって・・・

新型肺炎が蔓延し、中国が大変な状況となっている。

中国と言えば、その昔、私が海外勤務したいと思っていた国。事実、業務で手を挙げて、中国で都合3ヵ月現地のサポートを行っている。もし、中国勤務の夢が叶っていたら、今頃は、中国国内で新型肺炎の恐怖に恐れおののいていたかもしれない。

大学在学時から中国の発展を確信し、就職活動も中国に行く確率が高い「商社」や「金融」を中心に回ったものだ。先見性があり過ぎて時代が後から追いかけてくる。あまりに早い段階で先見性を示すと、周囲からは「異端者」「狂っている」「秩序を乱す者」等々、受け入れられず、排斥される。

色々と、予言したものは、後日実現し、あるいは法令として今のスタンダードとなっている。しかし、周囲に先行して、それを声高らかに宣言するのは、非常に危険であり、それは「協調性の欠如」として評価に悪影響を与える。まあ、その結果が現状の自分といえる。

そもそも、会社の中にいるから判断を誤る。できるだけ外に出て、客観的に会社の現状や、社会の動向を見極め、大学とか、教育機関、あるいは、各方面の専門家とコミュニケーションをとっていれば、あるいは、ほとんどの人々がノストラダムス顔負けの預言者になれるかもしれない。ただ、会社にそれをわからせるのは至難の業であるが。

で、塞翁が馬、もし、中国のスペシャリストとして、その地位を確立していたらなら、今頃、コロナでやられていたかもしれない。あるいは、同期も最近、関連会社等に出向しているが、中国相手の貿易関連企業に出向・転職していたら仕事がなくなっていたかもしれない。

そう考えると、自分の思いが実現されなかったことは、「凶」なのか「吉」なのか判断することができないわけだ。

大げさに言うと、我々は「今この瞬間死んでも文句は言えない」立場にある。私は、この打鍵している瞬間、心臓麻痺で一命を落としたとしても、文句は言えない。なんせ、人間いつか死ぬのだから。それがこの瞬間なら仕方がない。

今の自分が「不幸だな~」と思うのは、今より自分は不幸になっているはずはないと思い込んでいるから。

この前までは「中国で勤務したかったな~」と思っていたとしても、今の中国を見て「勤務したいか?」と聞かれたら「いや、、、ちょっと遠慮したいかな」ってなるだろうし。

船に閉じ込められて、本当、大変だな・・・と思いつつも、これが、もし韓国のセウォル号のように沈没して多数の死者が出ていたら、もっともっと大変だと思うし、新型コロナではなく、もっと重篤な伝染病だったら・・・と想像すると身の毛もよだつ。

ただ、残念なのは、中国で、新型肺炎が「やばい」と先見性をもって声を上げた医師がいた。しかし、その医師も「声を上げた」がゆえに当局から処分をうけた。そして、最後に新型肺炎で命を失った・・・いつの時代も、先見性がある者は必ずいるが、それを活かす名伯楽がいないことが悲劇の糸口なのかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検定申込み!

2020年02月10日 07時48分38秒 | 資格

貿易実務検定C級を申し込みました。

今更ながらという気もするのですが、キャリア・コンサルタント資格に続き、何か資格を取らないと・・・と一念発起。とはいえ、キャリア・コンサルタント国家資格は、経過措置でお金を払えば有資格者なら誰でも取れる資格なのですが・・・

されど、部下の一人が私の姿を見てキャリア・コンサルタントを取ろうとしたところ、講習あり、テストありと、休みの日をかなり拘束されている模様・・・お金で資格を買ってしまった私と比べ、つらい思いをしているようでかわいそうです。でも、制度改正さえなければ、お金を払わなくてもキャリア・コンサルタントでしたし、何万円もお金を払う必要もなかったわけで。

たかだか、銀行員が資格だけ取ったとしても、それでキャリア・コンサルタントにはなれません。スタートラインに立てる程度の整理券がもらえたくらいのイメージでしょうか。部下が資格を取得したとしても、勘違いしないよう教示していかなければなりません。とはいえ、それを足掛かりに、特異な能力も持ち合わせる点を売りにしていけば、今後、面白いキャリアを拓いていけるかもしれません。

私の場合、そもそもキャリア・コンサルタント(日本産業カウンセラー協会)でしたし、産業カウンセラー、MBA(専門:人材育成)、教育学修士(専門:社会人教育)、人間学修士(専門:人格心理学)という感じで社会人のキャリア形成やパーソナリティ形成を学び続けてきた専門家。その甲斐あって、短期間ですが新人教育にも従事させていただけることとなり、次の金曜日も東京に戻ってくることができます(笑)。

何もしないよりかは、何かをする方がいいし、何かをするなら、その実績を第三者に証明できる方がいい。で、第三者に証明するなら民間より公的なもののが信用度が高くなります。しかも、短期間に修得できるものより、取得が長期的なものこそ、今、思い立ったときに始める方がいい。取得するのに時間がかかるし、時間のかかるものを取得すれば、それが必要となった時、ライバルを寄せ付けないアドバンテージになりますから。

貿易実務検定はともかく、学位とか、国家資格は一朝一夕で取得できませんから、もし、それが必要となった場合は強いです。まあ、「必要となる場合」がそうそうないのが現状ですが。

でも、貿易のプロとしても業務に取り組んでいるのに、C級落ちたら大笑いだろうな・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする