写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

電動ステップを壊した(追記・訂正しました)

2019年06月24日 | キャンピングカー・トラブル
先日ドジをしてしまった。
キャンピングカーの入り口に取り付けてある電動ステップを壊してしまった。
この日は小型インバーターの電源配線を太い物に交換の作業中だったが、中断してプールに出掛けた。
以前は軽自動車で行っていたが、先月廃車したのでキャンピングカーで出かけた。
これが間違いの始まりだった。
電動ステップはエンジンキーを回すと自動的に収納されるようになっている。
その日はステップを降ろしたまま、上下させるスイッチが取り付けられているボードを取り外していた。
その為、電源が供給されない事態になっていたが、すっかり失念して走り出した。
家を出て直ぐの所で対向車が来たので左側に車を寄せた時、ガリガリと大きな音がした。
慌てて左側のミラーを覗くとステップが出たままだった事に気付いたが、時すでに遅し!!
ステップは内側に大きく曲がり、手ではビクともしない状態になった。
プールは中断し引き返した。
これは新しい物に取り換えるしかないと思った。
頭の中で財布から諭吉が何枚か飛び去る光景が浮かんだ。
ダメもとで修理に挑戦する事にした。
車体下に潜りこみ、曲がったステップを取り外した。

赤い線から黄色の線まで、大きく曲がってしまったステップ。
こちらのコーナーは擦らなかったので、コーナーを保護している樹脂(灰色)は残っている。


こちらのコーナーを擦ってしまい、コーナーの樹脂製部品は無くなっている。
写真では分からないが、ステップの一部も削り取られていた。


フレームが大きく曲がっていた。
フレームからステップ板をとりはずし、曲がったフレームをゴムハンマーで叩き、何とか真直ぐな状態にした。
言葉で言えばこれだけだが、これが中々難渋した。
削られたコーナーとステップ板は、メタルボンドで成型し補修。


外したステップ板をフレームに取り付けスムーズに動くことを確認し、モーターもフレームに取り付けた。


スイッチを入れるも全く動かない。
電源が来ていないようだった。
調べるとなぜかヒューズが飛んでいた。
新しいヒューズに入れ替えると動いた。
ホッとすると共に、財布から飛び出そうとしていた諭吉も思いとどまった。

車体下に取り付けて修理完了。


結果的には太さ1cmのステンレス製ボルト・ナット1本だけの出費で収まった。
この作業に2日ほど掛けたが、暇つぶしと電動ステップ構造の勉強にもなった。
これに懲りて二度と同じミスはしないだろう!!


  【 補足 】     リベットを削り取り、フレームを分解して曲がりを直した。
            その後、ボルト・二重ナットにネジロックを塗り、外したフレーム繋ぎスムーズに動くことを確認。


  

  【 訂正 】    「誤」 メタルボンド  ⇒   「正」  エポキシパテ(金属用)



.風景写真

四季の風景写真