昨夜P泊した小松オアシスは、高速道路のSAと一体化した道の駅だった。
ここも温泉施設が直ぐ側にあり、4日連続で温泉探しに苦労しなかった。
今日は残りの札所巡りを行った。
今日最初の札所は、安産の観音様として信仰されている62番・宝寿寺(ほうじゅじ)だった。
次に訪れたのは61番・香園寺(こうおんじ)
最初見た瞬間、改修工事の為、パネルで覆われていると思った。
よく見るとタイル張りの立派な鉄筋コンクリートの建物だった。
ここが本堂の正面
通常は本堂前に燭台と線香立てが別々に置かれているが、ここではそれが一体化して、燭台の周りに線香が立てられるようになっていた。
本堂には横の入り口から、靴を脱いで入る事が出来た。
中には500脚以上は有ると思われる椅子が、整然と並べられていた。
今までのイメージをガラリと変える、モダンで新しいお寺だった。
次は59番・国分寺(こくぶんじ)
優しく微笑んだお地蔵さんが、可愛かった。
身体の健康を念じてさわると治ると言うのは、形を壺に置き換えただけでパクリの様に思えたが、面白かった!?
標高300mの高台からの眺望がすばらしい58番・仙遊寺(せんゆうじ)
境内の藤が見頃だった。
57番・栄福寺(えいふくじ)の入り口
ここは山門が有りませんでした。
56番・泰山寺(たいさんじ)本堂
55番・南光坊(なんこうぼう)山門
普通は正面に仁王像が二体、後側に大きな草鞋が祀られているが、ここでは草鞋ではなく更に二体の像、合計四体の像が祀られていた。
その四体は四天王(多聞天、持国天、広目天、増長天)だった。
最後の札所、54番・延命寺(えんめいじ)の山門から見える本堂。
延命寺が88ヶ所札所遍路の最後となり、結願寺になりました。
私が生まれ育った実家から歩いて行ける所で、小・中学校の通学路の途中に有りました。
下校時に境内で三角野球などで遊んだ思い出の場所でもあります。
ここが結願寺になったことに因縁を感じます。
後は車旅の帰り道、高野山にお参りして締めくくりたいと思っています。
その後、実家に行き久し振りに兄たちと歓談。
一休みした後、兄がお気に入りで週2~3回通っている日帰り温泉に連れて行ってもらった。
夜は3世代同居している兄達の家族と夕食をともにし、しばし時間の経つのを忘れて話し込んだ。
今夜は実家の庭先でP泊。