少し前の話になるが、我が家の和室の畳が傷んで来たので畳表を張替えるより、思い切ってフローリングで洋室にしようと家内と話していた。
そのタイミングに娘婿から六畳の和室をフローリングに張替えたいのだが、と相談を受けた。
私がDIYで我が家のフローリング貼りを何度か行っているのを知っての相談である。
そして私が張替える事にした。
時期は何時でも良かったが、娘たちの都合に合わせゴールデンウイークに作業を行った。
六畳分のフローリングは娘婿が事前にネット選びで取り寄せた。
先ずは剥がした畳を最寄りのクリーンセンターにレンタカーで持ち込み処分。
その足で根太や合板・断熱材・ビス・隠し釘などをホームセンターで入手。
最初に行ったのは根太を取り付ける作業からである。
根太の位置は次に張る合板やフローリングの継ぎ目が来るよう、墨壺で位置決めをする。
長いビスを電動ドライバーで一気にねじ込み固定させる。
根太張りが終ると断熱用のスタイロフォームをカットして根太の間にはめ込む。
ピッタリはめ込まないと断熱性能が落ちてしまう。
隙間は殆ど無い!
ここまで綺麗に収まれば良いだろう!!
次は合板の張り付け作業であるが、根太に合わせて合板の上からビスで張り付ける。
これが終れば仕上げのフローリング張りである。
その前にフローリングとビスの位置を墨つぼで墨付けを行った。
玄人はこんな事はしないのでしょうが、素人故のミスをしない為の余分な作業である。
取り寄せて置いたフローリングの荷を解く。
これを張り付けてくのだが、継ぎ目を煉瓦積みのように互い違いに張り付けていく。
本来の洋室のように壁周りに巾木が使えないので、周辺に隙間が出ないようキッチリ収めるのが大変だった。
壁際は直線のはずが最大5mmほど歪んでいた。
畳ではその歪みは目立たないがフローリングではそれが隙間になってしまう。
何とか誤魔化しながら全て張り終えた。
生まれ変わった和室である。
そこそこ綺麗に仕上がった。
何れは障子をカーテンに変える予定だと言う。
この和室は鴨居が無く障子を取り外しカーテンにするとDIY前を知らない人は、この部屋が和室だったとは気が付かないだろう!
玄人なら2日も有れば終わるだろうが、4日ほど掛かった。
久し振りのDIYは、それなりに楽しめた。
根太とフローリングの継ぎ目位置は合わせませんでした。
断熱材も合板も入れずに、根太にフローリングの直張り。
完成後はウグイス貼りだと褒められました
もともと床には20cmのグラスウールと5cmのスタイロが入ってました。
今のところ床なりもせず快適です。
作業後にはかなり強烈な腰痛に悩まされたことを思い出します。
今の新しい家は防音・断熱がしっかりしているので、外で鳴く鶯の鳴き声も聞こえないでしょう!!
昔の家のウグイス貼りが懐かしくなりませんか!?
北海道の断熱対策は凄いですね!
最近はこちら方面でも床には10cmほどの発泡スチロールが当たり前に敷くようになりましたが、ひと昔前は床には断熱材が入っていませんでした。入っていても5cmのグラスウールぐらいでした。
ところで久し振りのDIY、しゃがんでする作業ばかりでしたが足腰は何とか大丈夫でした。
でも結構疲れました。
歳を感じています。