白くて丸い大きなキノコ

散歩道の草むらで真っ白なボールのような物を家内が見つけた。
大きさは２０ｃｍ近くある。


近寄ってしげしげと見たが、何なのか分からない。
恐る恐る指で押してみると、少し柔らかい。
側に有った棒きれで押すと、簡単に倒れた。
底にはしっぽみたいな根っこが有る。


地面に現れた窪地は、まるで小さなクレーターの様だった。


転がった白い球を棒で突くと一部か割れた。
中も真っ白で、隙間が無い。
キノコのようだ。


帰宅してネットで調べると「オニフスベ」と分かった。
大きいものだと５０ｃｍほどにもなるらしい。
毒キノコではなく、食べられるそうだ。
食べ方も色々書いてあったが、あまり美味しくはないようだ。
初めて見るものは興味半分、恐ろしさ半分。
個人差はあるだろうが、子供は興味の方が勝り恐ろしさは小さい。
それに子供は何にでも興味を持ち知りたがるが、大人になると周りへの関心が減ってくる。
野次馬的でも良いから新しい物事に興味を持ち、子供の心を持ち続けたいと思っている。