クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

八木重吉と、木田金次郎

2011-07-12 | アート・文化

先週から、

チットとクリンでまわしよみしている、

「八木重吉の詩集」は、

チットのしょく場のえらい人が、

しょうかいしてくれた本です

 

<雨>

 「 窓をあけて雨をみていると 

    なんにもいらないから   

     こうして 穏やかな気持ちでいたいとおもう 」

入院中、

このみじかいポエムが、上司の体のかいふくを、

助けてくれたそうです。

上司は理系なのに、

文学・芸ジュツ方面にくわしく、

クリンなど、

きいたこともなかった、「木田金次郎」という絵かきが

好きなのだそうです。

木田きんじろうは、

ありしまたけお(かんじ:有島武郎)という作家の、

「生まれいずる悩み」というお話の、

主人公のモデル。

北海道はいわない(かんじ:岩内)の人です。・・・・いわないでね

Img_2184 「北海道の春」(1934)

いんしょうハっぽい、しらかばハっぽい絵です。

チットは、

お父さんがしゃこたん(積丹)出身なので、

キンジロさんに、多少のごえんをかんじているもようです。

Img_2183 「岩内の海岸」(1935)

ポエムの「じゅうきっつあん」も、

多摩市のおとなり、町田市の人だもんで、

クリン、しんきんかんをおぼえます。

絵でも、

おはなしでも、

だれも知らない世界をえがけることは、もちろんすばらしく、

だれもが知っている世界をえがけることも、また、すばらしい。

って、

前に、おにいちゃんが言ってました。

若い人と若くない人では、

求めるものもちがってきて、

ミチのせかい・キチのせかいのどちらもが、

みんなの人生のどこかに、

ゆめを与えてる、

って、おにいちゃん言いました。

だからクリンも、

「あっ、そうそう」って、

よんだ人がほほえんでくれるような、

たまの話をかけばいいんだって、

わかりました。

                                      

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