「大歌人・斉藤茂吉」の子として
たかん(多感)な少年時代をすごした、
当時の気もちや
友だちのこと、
本にかいています
それが、
北さんは、
「戦中~戦後」を
信州の「旧制松本高校」で
学びました。
せんぜん(戦前)・日本には
国家をになう、エリートが
かよう高校があったそうです。
高校、といっても
今の大学生くらいのお兄さんたちが
かよってて、
ここを出たら、みんな
ていこく(帝国)大学に 入りました
つかの間の高校時代を
学問に、
青春に、
おうかしてた、と ヒ(碑)にのこる
ふつうの少年だった・北さんも
入学して、
かわりました
まわりの人たちが
きょうよう(教養)をつんで
いっぱしの男になることを目ざして
生きていたからです
分からない本を
がんばってよんだそうです。
はじめての、ふかい学問。
加えて、
青少年をみがいた
「旧制高校」
北さんが、かきのこしたのは
今は亡き、
「大日本帝国最高の贅沢品」 (by三浦朱門)
の
きろくだったのです
ここで みがかれました
そんなにステキな
学校なら
入れてもらいたい