クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

シドモア桜~横浜散歩・1

2016-04-09 | まち歩き

 「桜っていえば、今年見なけりゃならない・桜があったね

『シドモア桜』

チットが 思い出したので、

 クリンたち、ヨコハマに お花見に出かけました

 

 去年のクリスマスに、元町を さんさく(散策)したおり

元町交番の

うら、

川にかかる・はし(橋)のたもとに、

「シドモア桜

なる、

由しょ(緒)ありげな

かん(看)板つきのサクラを

見つけていたのです


(看板説明)

 < 1912年、東京からワシントンへ友好・親善のため

桜の苗木(ソメイヨシノ)3千本が

贈られました。

その桜は 

ポトマック河畔一帯に植えられ、

世界的な桜の名所になりました。

桜の植樹にあたり、大きく貢献したのが

紀行作家であり、

「日本・人力車旅情」の著者である

アメリカ人女性

エリザ・R・シドモアさんです。>


 このサクラに出会ったとき、うちのチット

たまたま

シドモアさんのお友だち、

「高峰譲吉」について

お仕事で 話した直後だったので、

シドモアさんのことも

知りたくなり、

本をよみました


 シドモアさんは、そもそも、外交官だったお兄さんに

くっついて

来日した、

女性ジャーナリスト


明治中期の日本に

たい(滞)在し、

 関東から東海、そして 関西を旅して、

名所旧せき(跡)を たずね、

日本人にしたしんで、

その

自然と文化を 

あい(愛)してくれました


とくに

春のサクラには

ベタボレで 

 き(帰)国する時、「ワシントンに 桜を持って帰りたいわ

言い出して、

アメリカ・大とうりょう(統領)夫人を 

うごかし、

東京市から

サクラを 

プレゼントさせました


 たかみね(高峰)さんや、他のはかせ(博士)の協力をえて、

サクラを 害虫から

守りつつ、

念がん(願)かなえて、

ワシントンの「ポトマック河畔公園」

というところに

サクラ並木を

つくったそうです

 

その並木は、

「全米一の桜名所」となって、

日本にも

毎年のように

開花ニュースが 届けられるほど・・


 ここにある・サクラの木は、 その「ワシントン桜」が里がえりして

植えられた木、

だそうです


・・・・・・・

 (そんなふうに、自分の名前が お花の一部になるって、

すっごく・ステキだな


クリンが うらやんでいると、

チットが

言いました。


 「クリンは、すでに名前が花の一部じゃん クリンソウ!」

 


  「あっ、そっかそうだった」    (つづく)








 






 

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