クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

パラリンピックの英雄・アベベ

2016-08-23 | スポーツ

昨日、

オリンピックの閉会式を

見ていた・チット

ふと、

 「そういえば、『アベベ』っていたよね。」と 言い出しました。


「知ってる はだしでマラソン走った人でしょ」 


 今から、半世紀前、ローマオリンピックと 東京オリンピックを

れんぞく・ゆうしょう(連続優勝)した

エチオピアの軍人

アベベは、



はだし(裸足)で走って なお・ゆうしょう(優勝)

という

せいかん(精悍)な野生を

見せつけて、

世界中で 人気でした


 クリンたちが 生まれる前に 亡くなった人だけど、

それでも、

「裸足のアベベ

子供のころから

知ってたくらいです


 しかし!そのアベベが、「オリンピック3連覇」に 

しっぱい(失敗)した後

「自動車事故」をおこし、けいつい(頚椎)をやられ、

 下半身ふずい(不随)になったことは 知らなかったし、

 しかも・その後、リハビリにはげんでパラリンピックに

出場したことなどは、

 まったく 知りませんでした


「マラソン界の神さま」となった・アベベは、

 こうてい(皇帝)から、家や車や 出世や めいよ(名誉)を

あたえられ、

 やがて、コーチのいうこともきかない、ごうまん(傲慢)な人間になって、

あげく

ライバルのマモに 

負けたそうです


 そんな時に おこしてしまった・じこ(事故)で、体がうごかなくなり、

「栄光から、一転地獄へ

という

きびしい

げんじつ(現実)を つきつけられ、

 ひたん(悲嘆)にくれたことは、まちがい・ありません・・


 でも、アベベは うんめい(運命)に負けず、

車イスで 

パラリンピックに 出場し、

アーチェリーを

ほうたい(包帯)で

手にまきつけて 

たたかったそうです


 (そのあと行われた、犬ぞりレースの世界大会でも ゆうしょう(優勝)したとか


 マラソン・トレーニングよりも かこく(過酷)なリハビリの果てに、

 にんげんの むげん(無限)のつよさを 見せつけた

アベベ


むり(無理)をしすぎたのか、

数年後、

アベベは 体をこわして

死んでしまったそうですが

 スポーツをとおして、かれが見せてくれた・力づよさこそが

パラリンピックの

しんずい(真髄)なのではないか?



クリンは おもいました。















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