クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

食道が詰まる病気(食道アカラシア)の手術

2016-08-17 | 健康・病気

 三日間、うちのチットは、実家に お手伝いに行っていました。

 実家のお母さんが しゅじゅつ(手術)したからです

 お母さんは、数年前から、ごはんを食べると、食べものが

つかえるように

なりました

 さいしょ(最初)、のどの「嚥下機能」が おとろえたのかな? とか、

「逆流性食道炎」かな?

思っていましたが

そうではなく、

「はっきり原因はわからないけど、

 いわゆる老化現象の一種だろう。」

しんだん(診断)されていました。

 

 しかし! かたいものは、もちろん やわらかいものでも

つまる


水をのんでさえ!

食道のとちゅう(途中)で つかえて、

スムーズに

下におりていかない

ことがあり、

 お母さんは、食事をたのしむことが できなくなってしまいました

 食べのこす・りょう(量)がふえていくのに ひれい(比例)して、体重はへり

 それをおぎなうかのように、食後のアイスを 食べつづけた

けっか(結果)!

 血中コレステロールなどがふえ、「健康診断」で、ちゅうい(注意)されて

しまったのです

 

お母さんは

77さい(歳)ですが、

 「なんとか、この、つまりを治したい」 と かんがえ、

いろいろ・しらべたところ、

同じ・しょうじょう(症状)で

苦しむ人々が

おしよせている 

びょういん(病院)があることを

発見しました

 

 「昭和大学豊洲病院」です

 

こちらの

「消化器センター」には、

この・しょうれい(症例)を

しゅじゅつ(手術)で治すことに

初めて成功した、

スーパードクター 

がいて、

 2008年に 開発された、その・しゅじゅつ(手術)は、

細くなった食道の「筋層」

「内視鏡のメス」で切り、

食道を広げちゃう

とかいう、

かっき(画期)的な オペだということで、

今年の春まで

「先進医療適用」でした


 お母さんのしゅじゅつ(手術)も、他大・病院から、ドクターが たくさん見学に

来ていたそうです


 お母さんは、朝、「手術室」に入り

2時間半後には

「手術室」から 出てきました

 

全身ますい(麻酔)だったので

その時間に 

なりましたが、

しゅじゅつ(手術)自体は

1時間も 

かかっていません


 じゅつ(術)後、病室にもどされてからは、半日、

吐き気がしたり

ますい(麻酔)が切れて

いたがっていましたが、

体の表面に 

メスを入れたわけではないので

回ふく(復)が早く、


その日の夕方には 

もう、一人で

トイレに 行かされたらしい


さらに、

 しゅじゅつ・当日と翌日は てんてき(点滴)だったけど、

3日目には 

3分づき・がゆ(粥)

4日目には 

5分づき・がゆ(粥)

5日目の朝には 

白米を 食べることが 

できたそうです


しゅじゅつ(手術)して3日目で、

「サワラの焼き物」

出てきたときには

さすがに びっくり・・


食べても つまることなく、

いたみもないので、

 「これからは、焼き魚や海苔巻きが 食べられるんだ

って

うれしかったらしい。

 おくすり(薬)も、1日1回、「粘膜保護剤」みたいなものを

1つ・のむだけで、

6日間で 

元気に たいいん(退院)しました


 たいいん(退院)した・その日から、チットに 

かじ(家事)をまかせ、

友だちに 

でんわ(電話)しまくっていた、

お母さん


 「快気祝いの食事会」の予定が、いくつも 

スケジュールちょう(帳)に

かきこまれました



「蜷川幸雄の追悼公演のチケット、

 とっといて~。」(母)

 「はーい。」



※たいいん(退院)した日の夕方、

 お母さんは スーパーに買いものにも行きました



・・・・・・


一念・ほっき(発起)して、よかったね


 こうれい(高齢)になってから、ぶつり(物理)的に

食が細くなってしまった、

みなさん。


今回、クリンは

本当に おどろきましたが、


 けっこう、かんたんに治せる時代が 来たらしいです
















 

 

 

 

 

コメント (9)
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