さて、
東急文化村(bunkamura)の「ロマンティック・
ロシア展」
その グッズコーナーで
販売されていた おみやげ
は、
定番の、図ろく(録)
、ハガキ、クリアファイル
、
文ぼう(房)具
に
加え、
マトリョーシカや
チェブラーシカなどの
かわいい系、
そして、おかし(菓子)が ようい(用意)されていました
が・・・
「
絵葉書の印刷がさ~、実物と色が違うのよ。・・アリョンカチョコレートも、
ロシアで買う何倍なのよ っていう値段だったし。
チェブラーシカグッズは、
興味ないしね、私。。」
と、
うちのチットは 買うものが なかったらしく、
ゆいいつ(唯一)「書籍コーナー」で見つけてきた
、
『亡命ロシア料理』
という
本を
さしだしました
「・・ぼ、ぼうめい・ロシア料理
」
きけば・・
それは
白系ロシア人の料理 ではなく
戦後の
「東西冷戦」の時代に、
ソ連から アメリカへ
亡命した、
2人のロシア人が 書いた お料理エッセイ
なのだそうです
2人のロシア人は、「
ロシアが遅れた野蛮な国だと思われているのは
わかりきっている。
・・・
だからといって、それがロシア料理と どんな関係があるっていうんだ?
・・
西側は ロシア料理のいろいろな問題には、
目も当てられないほど 無知である。」
と
おこって この本を 書いたようで、
ロシア料理を 紹介しながらも、自分たちの祖国
「ロシア(っていうかソ連)」
が
どのような
民ぞく(族)としての
アイデンティティーと
たましい(魂)を もっているか
本当のところを
ぜひ 知ってもらいたい
みたいな いと(意図)を もって、
書いたみたいです
いわく
「お茶はウオッカではない、たくさんは飲めない」
に
はじまり、
「ロシアの作家が みなゴーゴリの外套から出てきたように、
すべてのロシア料理は壺から生まれた。」
などなど・・
ロシア的な
かくげん(格言)が いっぱい
さらに
「女はボルシチを 心の中で、ときには顔に涙を流しながら作る。
ボルシチは何百年も続いた
奴隷生活の象徴だからだ。」
など、
ドキッとしてしまう
女性のしいたげられた・れきし(歴史)を
さらっと 述べていたり
「料理と人生、つい比較してしまう。・・・しかし、料理は
人生より
複雑だ」
などという
単じゅん(純)に ビックリしてしまうような
一周まわって
深い・しそう(思想)を
語っていたりします・・
また、
(さすがは、革命を経験した国だな・・)
と
かんじさせる、
「いい料理とは不定形の自然力に対する体系の闘いである。
おたまを持って 鍋の前に立つとき、
自分が世界の無秩序と闘う兵士の一人だという考えに
熱くなれ!
料理はある意味では 最前線なのだ。」
っていう
文が
あったりします。
「bunkamuraミュージアム」は、グッズよりも、かんれんしょせき(関連書籍)
の
品ぞろえがいいので、
てんらん(展覧】会のさいには、
のぞいてみることを
オススメします