クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

楽園のカンヴァス(原田マハ)・感想

2020-01-16 | 本と雑誌

 「2019年に 読んだ小説の、ベスト1

しせん(私撰)した、

『臣女』(おみおんな)


それを 紹介してくれた人の ススメにしたがって

よんでみた、


絵画ミステリー小説、『楽園のカンヴァス』


 こちらも、かさく(佳作)でした


ぶたい(舞台)は、スイスのヴァーゼル


モマ(MoMA、ニューヨーク近代美術館)の キュレーターをつとめる

男性

と、

日本人研究者の女性

が、


「アンリ=ルソーの、隠された大作の 真贋を争う

という、


西洋絵画好きには たまらん・お話です


ヒロインの女性が、

「大原美術館」に きんむ(勤務)している・シーンから

はじまるため、


「エル・グレコ」好きの

うちのチットは

そく 

よみはじめましたが・・


 ものがたりは、単なる

「絵画うんちく」に

おわらず、

大人のラブ・ストーリー

をも

並行させているため、

 絵画に くわしくない・どく(読)者

でも、

なんとなく

よめてしまう


 そして・・ 人生のすい(酸い)も 甘いも 

かみしめた 

男女の、

かんどう(感動)的な ラストシーン



・・・まあ、ちょっと、あのラストは

うまく行き過ぎ、だけどね~。

 


年をとっても

男の人から 熱望されて

子連れ再婚できるヒロイン、ってさ。。

少々、夢物語的・・


でも、

苦労した女性が 幸せになれるって・筋書きは、わたしの大好物よ


チットが ひょう(評)しました



 クリンも、(辛抱づよく・まっていれば、

しあわせになれる

いつも

信じているので、


ロマンチックで ステキなお話だな~

って、あこがれました


 さすがは 「山本周五郎賞」に かがやいた

女流作家・・


 (※作者の原田マハさん

は、

ご自身、

「美術館勤務」のけいけん(経験)があり、

「MoMA展」の企画にも たずさわった方です。

やっぱ、実たいけん(体験)にもとづくお話って、

せっとく(説得)力が ありますよね。  



しょひょうはまだまだつづきます



コメント (11)
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