もう、
おわってしまった
てんらん(展覧)会 ですが、
つい・このあいだまで
やっていた、
「日本画家・後藤純男の全貌」
は
なかなか・よかったです
ごとうすみお(後藤純男)
と
いえば、
「院展のボス」
「仏教寺院と中国西域を描いていて、若干・平山郁夫とかぶる」
という・ていどの
知しき(識)しか
なかったのですが・・
じっさい「大回顧展」
を
見て
わかったのは、
クリンと同じ、千葉出身
で、
お寺さんの子であり、
東京美術学校に 2回もおちたけど
あとで
芸大の先生になった
そして、ふらの(北海道富良野市)
に
いじゅう(移住)して
しずかに 画ぎょう(業)に
取り組む・・
という、
わりと
フラットな人なのだ、
ということでした
晩年のシャシン(写真)とか 見ると
、
気の良い・おじいちゃま
って
かんじだし、
ひのはら(日野原重明)先生
とも、仲良しだったらしく
、
それだけで、
性格いいんだな
ってことが、わかります
そして
その 作品は・・
明るい・光の
、
すなお(素直)な
作風の
ものが多く、
大作以外は
自然と 平易な人のくらしを 描いている
そんな
印しょう(象)
・・・今回、もっとも
ステキだな
って
思ったのは、
昭和29年に 描かれた
「灯ともし頃」という 絵で、
田舎のけしき(景色)の中にある、
木造平屋にともる
灯が、
心を ぐぐぐっとしめつける
「きょうしゅう(郷愁)・ここにあり」
な
絵画でした
びじゅつかん(千葉県立美術館)
は、
千葉駅から モノレール・・
という
へんぴ(辺鄙)な場所に ありましたが、
来てよかったです
65さい以上は
タダですし、
へいせつ(併設)の カフェレストラン
「Shirayuri」
の
ランチの レベルの高さ
は、
おねだんを かんがえると、
都内の ミュージアムレストランの
どこよりも、
イケてました