「ねえ、チット!ジェマちゃん、ヨコハマ以来、『レトロ洋菓子ブーム』 らしいよ
」
と
おしえたら、
「そのブームは、私にも来てる
」と言って、チット
は
ヨコハマのビスケットを
出してきました。
「ビスカウト」です
(名前からしてレトロ。)
(包装紙も、文明開化 →)
ポルトガルご(語)で、「ビスケット」をあらわす・このおかし(菓子)は、
「西洋菓子・発祥地」にたつ、「馬車道十番館
」で、昭和42年の
そうぎょう(創業)当初から
売られている、
クリームサンド・ビスケット
ガス灯が、こくいん(刻印)された、ヨコハマ・きわまりない
デザイン
ピーナッツ・レモン・チョコレートの、3つのそぼく(素朴)な
サクサク味
その、高級かん(感)から、おみやげというよりは、
おつかいものとして、
市民の間で
やりとりされて きたらしい
しかし、
ヨコハマ市民のジェマちゃんは
「ビスカウトなんてお菓子、全然知らなかった~。」
と
言いました。
「
ジェマちゃんと、クリンだけじゃ 心もとない
私も一緒にやるわ!
昔懐かし・洋菓子探し」(チット)
「うん!ジェマちゃんに 伝えとく」
(つづく)