昨日は池袋の芸術劇場へパイプオルガンのコンサートへ。
まぁ当たり前ですが、写真撮影が禁止な為、一切写真なしでお送りしますよ、と。
なんだかんだ言いつつ、生パイプオルガンは初体験。
バッハのフーガをCDで聞いて鳥肌を立てて以来、この日が来るのを待ち望んでいました。
会場の大ホールがほぼ満席。若い人達もけっこう来てる。
のだめカレンダーなんとかの影響で若い人達がクラシックを聴くようになった!という噂を聞いたことがある。
もしホントにそうなら、のだめカレンダーに感謝。
そしてパイプオルガンといえば、この東京芸術劇場。
何千本というパイプから造られた、総重量74トンを誇るパイプオルガンが設置されているのです!
と、司会の人が言ってました。
演奏曲は時期にならい、賛美歌中心の構成。
コラールと言えば、やはりバッハ中心。
で、バッハ以外は誰かも分からない勉強不足のヘタレ。
クラシック演奏会で1番困るのは、知らない曲への対応だと思う。
曲の終わりがどこか分からない。
よって拍手のタイミングが分からない。
クラシックもフッと曲がブレイクする部分があるが、それを曲の終わりだと勘違いして拍手しようもんなら最後。
知らない曲の場合は誰かが拍手し始めるのをジッと待たなければならない。
もちろんそれがトラップである可能性もあるが。
思った通り、パイプオルガンの迫力がとにかくスゴイ。
低音は、のしかかるように重く。
高音は、空気を裂かんばかりに高く。
それらが重なり合い、ホール全体から耳を直撃するのだから、そりゃ震えますよ。
ホントにアッと言う間の2時間30分でした。
こうなると火が点いてしまい、年内に第九、年明けに再度バッハ、ヴィバルディ、と挑戦したくなる。
年に数回しかチケットピアをチェックしないから、なかなか聴きたいドンピシャな公演と巡り会えないけど。