暑い。暑い。
夏だから仕方ないだろ、と上司。夏じゃねぇぇ!もう夏じゃないよ?もう9月中盤、いや中旬ですよ?
ホントこの残暑は、なんざんしょ。
・・・もう、こう暑いとブログの更新もままならないよ。
というわけで、長々しい言い訳も終わったところで、恒例の怖い話。
今回も、なんと!我が身に起きた恐怖体験。寝られなくなっても責任は負いかねます!
Xファイル。みなさんも良く知っているタイトルだと思いますが、Xファイルとは未知なる生物へのコンタクト。人知の範囲外にある仮説上の生物が、既知なる生物になる瞬間。それは論理的に有機物のあらゆる存在論を肯定する事だと、モハッメストは記述している。
一ヶ月ほど前から、朝起きると布団の上に小さい黒い物体が無数に落ちているのを見かるようなった。
コレなんだ?その黒い物体は、米粒くらいの大きさで、薄っぺらい。花が枯れたみたいな。
虫?ふと天井を見上げる。何もない。
まぁゴミかなんかだろうと最初は気にしないで過ごしていた。
だが、それからもチョイチョイ見かける。
なんだかなー、やだなー怖いなー。寝てる間に何が起こっているのか。
そして!ついにその正体が!
昨夜は何か寝付けなくて、トイレに何度か起きる。
午前2時を回った頃だろうか、何度目かのトイレタイム。
トイレの扉を開ける。
すると・・・
ガッ!ガガッ!
足元に痛みが走る。痛い!
トイレの扉のカドが僕のスネに食い込んでいた。いてぇ!
痛すぎて完全に覚醒。電気を付けて布団に戻り、効果はないと知りつつも、手の平で傷痕を素早く摩る。おーいてぇ。
次第に痛みも和らいできたので、再び眠りに入ろうと枕元を見ると!
またしても、あの黒い物体が散乱しているではないか!
横になる前は確かになかった。この瞬間まで僕は寝ていない。なにも異変はなかった。
ちくしょう!何かいるなら姿を見せやがれ!ブッ殺してやる!
完全に洋モノのホラーなら死亡確定キャラの様相であるが、僕は枕を掴んで良い位置にセットし直した。
その時!
枕からポロポロと何が落ちる。どうやら枕の布が切れていて、中身が出てきている。
はてさて、これは何だろうか、と見てみると!
あの黒い物体!
枕の中身!
まさか枕の中身の正体が、こんな物体だったとは。
Xファイル。