無知の涙

おじさんの独り言

試験の日後編

2011年11月23日 | 仕事

教室に入ると、既にほぼ着席完了状態。

なんで皆そんなにヤル気マンマンなんだ。

僕の席は一番廊下側の前から2番目。

一つの長机に2人で座るのだが、僕の隣の人は来てなかった。


いよいよ監督者が入って来て、いろいろ説明を始める。

携帯は封筒に入れてカバンにしまえとか、机の上には筆記用具以外は置くな、とか。

最後に何か質問ありますか?とお決まりのフレーズ。

だいたい誰も何も質問しないが、たまにグイグイくる人がいたりする。

それが僕の前に座ってた50代前半くらいのオジサン。

トイレ行きたくなったらどうしたらいいですかっ、とか2・3質問。

そうならないように、あらかじめ行っておけよ。と思ったが、まぁ体調悪い場合もあるし、僕だって行きたくなるかも知れないし。

そんなこんなでテスト開始。

文章を読んで答えるテストは、とにかく僕は最初に問題を全て読む事にしている。そして問題用紙の方に、答えを書いておく。2回目から実際に回答用紙に書く。

そういった訳で黙々と問題を読み進めていると、さっきのグイグイおじさんが挙手。

グイおじ「トイレ行きたいんですけど」

早くね?さっき質問してから15分くらいだろ。なんでさっき行かなかったんだよ。


ハッ!いかん。集中しないと!集中集中集中。問題集にまで集中集中と書く。集中って字をよーく見てたら、その文字がなんだかよく分からなくなってきた。

少ししてグイグイおじさんが帰って来る。

しばし平穏が訪れるが、また15分くらいしてグイグイが挙手。

早えーな!居酒屋で飲んでるおじさんレベルで便所行くじゃん。テスト受けに来たのか、便所しに来たのか。

グイグイ「お茶飲んでいいですか?」

マジ?今どうしてもお茶のみたいの?試験終わるまで待てないの? お茶飲まないと死ぬの?

さすがにお茶はダメだろ!と思ったら、監督者が優しいのかアホなのか許可してやんの。

いいのかよ!?じゃ俺だっても飲みたいよ!そっちがOKなら、こっちもOKだよねっ?

そんな事に気を取られているうちにテストは終わりました。

奇跡的に学科は受かっていて、実地で落ちました。