零の軌跡をクリアしました。けっこう前ですけど。
カルバード共和国、エレボニア帝国に挟まれる形で存在するクロスベル自治州。だが、自治とは名ばかりで政治家のほとんどは共和国側、帝国側の派閥に別れ、お互いの足を引っ張り合い、法改正さえもままならない。おまけにクロスベルは目覚ましい経済発展の最中であり、隙だらけの法律はマフィアたちの温床となりつつある、そんな国が今回の舞台。
政治家の派閥間の小競り合いは警察の上層部をも腐敗さえ、もはや市民は完全に警察への信頼を失い、遊撃士を頼るようになっていた。
警察は少しでも市民の信頼を回復すべく、特務支援課を発足し、4人の若者を呼び寄せる。
空の軌跡も面白かったけど、これもまた面白かった。いやー面白い。感心してしまう。話のスケールは空の軌跡の方が壮大だったけど、ストーリー的には零の軌跡の方が好みかも。ある種、正義の味方的な遊撃士よりも、いろいろなシガラミがあるけど頑張りましょうな警察、という設定の方が個人的にはシックリきました。
MAPが狭いけど、基本的に自由度はさほどないRPGだし、またその狭さが気にならない。強いて言えばボリューム不足というか、もう少しダラダラする章を増やしてくれても良いのではないでしょうか。どんどん話が進み過んでしまうので、一切ストーリーの進行しない、完全に「お使いクエスト」だけの日常的な章。UMD2枚でも3枚でも構いません。
あと、絵が変わったのも良かった。目が大きいアニメは嫌いなので。空の軌跡もずっと「目、デケェな・・・」と気になっていた。
と、いうわけで短いという以外は文句なし。☆4つ半。素晴らしい。
クリアしてすぐに周回プレイをしようと思ったけど、クロヒョウ2が控えてるし、スパロボZ再世篇も控えてるし、PS3のガンダムUCもやりたいし、夏には「那由多の軌跡」が発売されるらしいし、と大忙しなので立ち止まるわけにはいかず、すぐに碧の軌跡を始めました。
現在、第3章の終わりかけですが、これまた面白い。このシリーズはハズレなしなのか。
こうなると「那由多の軌跡」も俄然期待してしまう。