土曜日に飲みに行った際に、じゃがバターを頼んでみました。
数分後、テーブルに置かれた品がコレ↓
ちょっ、グロ・・・。なぁにこれ?
「え?注文しましたっけ?」と店員さんに聞いてみると、「さきほど注文されたじゃがバターの塩からのせです」との回答。
慌ててメニューを見てみると、「じゃがバターの塩からのせ」と確かに書いてある。メニューは最後まで読みましょう。
なんてものを乗せてくれたんだ。
注文したなら食うしかない。オソルオソルその世にも奇妙な食べ物を口へと運ぶ。未知との遭遇。テラ・インコグニタ。
おぉっ!こ、これは・・・・なんと。一見まったく合いそうにない「じゃがバター」と「塩から」の組み合わせですが、実際に食べてみると、やっぱり合わない。
普通に平和に暮らしたいと常に考えている凡庸なじゃがいも君が、強烈な個性を持つ塩カラちゃんと出会ってしまったおかげで、混乱と混沌に満ちあふれた日常へ足を踏み入れてしまう。
じゃがいも君は苦悩する。「塩カラちゃんはどうして僕をパートナーに選んだのだろう。ぜんぜん性格も合わないし、僕じゃない方が色々とうまくいきそうなのに」
塩カラちゃんも同じように思う。「もう!なんで私のパートナーがジャガイモなのよ。こいつ普通すぎちゃうから、なんかあたしが悪目立ちしちゃうのよ!ひどいわ。ちょっと!モサモサしないでよ!」
そんなことを考えてると、酒の味なんて分からなくなりますね。
結局、塩からとジャガイモは別々にして、それぞれ美味しくいただきました。