一向にパチる気にならないので、ダンボールの中で眠っている名盤にスポットライトを当てよう企画の第2弾。
今回はバービーボーイズの「LISTEN!」。
男女のツインボーカルという当時はけっこう斬新だったバンド形態。おまけにボーカルがサックスを吹きます。
バービーを聴き始めたのは中1の初めくらいでしたが、当時の僕にとってこのバンドは大人すぎたというか、なんというか。なんせLISTEN!をリステンとホザいてしまうくらいのガキでしたが、そんなガキが聴くような歌詞ではない。
そう、歌詞が全体的に大人の恋愛を中心に書かれていて、なんかとにかくエロい。エロス。このLISTENに収録されている曲でありませんが、「chibi」という曲を聴いた時の衝撃、当方まだいたいけな13歳。
親戚の家に遊びに行ったときにバービーを聴いていたら、3つ上の親戚のお姉ちゃんにすごく驚かれた。僕にはまだ早いと。
エロい歌詞が好きだから聴いていたわけではなく(もちろん)、とにかくライブがカッコよかった。サックスを吹くKONTAがまたカッコイイ。このバービーのライブビデオ「SEXY BEAT MAGIC」はテープが擦り切れるんじゃないかと思うほど繰り返し観た。
この「LISTEN!」に収録されてる「ごめんなさい」と「ナイーヴ」という曲が特に好きで、今でも聴くと当時の甘すっぱい、ボロ苦い、何やかんやを思い出します。他も名曲揃い。
そういえば「眼中にない」という言葉はこのバンドで覚えたな。